氣のコラム

美容と健康必要以上に食べてしまうときに考えたい3つのこと

ダイエットしたいのになかなか食事制限ができない。食べてもお腹が満たされず、ついつい食べすぎてしまう……。そんな悩みをもつ人も多いのではないでしょうか。

ダイエットや健康のことの前に、まずは「食べる」という行為について考えてみたいと思います。

食べ始める前に考えたい、「いただきます」の本当の意味

ここで実験です。あなたの好きな料理・食べ物を、ひとつ思い浮かべてみてください。そして考えてください。その料理・食べ物は、なにからできているでしょうか?

ハンバーグなら、牛肉・玉ねぎ・パン粉・卵……。チョコレートはカカオの実からできているし、コーヒーはコーヒーの木になる実からできていますね。

私たちが口にする大抵の食べ物は、動物や植物などの生命からできています。「いただきます」という言葉には、料理を作ってくれた人への感謝だけでなく、食材ひとつひとつの「生命のエネルギーをいただく」ことへの感謝の意味がこめられているのです。

私たちは、たくさんの生命のエネルギーをいただくことで生きています。その料理がどんな動物や植物からできているのか、どんな場所でどんな人の手によって育てられたのかを想像することで、食べるという行為の価値が変わってくるのではないでしょうか。

「食べる」ことの意識を変え、早食いをふせぐ

食べ物を食べると「お腹がいっぱいになった」と感じる器官が満腹中枢ですが、この満腹中枢は、食事をとりはじめてから20分くらいしないと働かないと言われています。つまり、食べはじめて20分くらいは、お腹がいっぱいになりづらいのです。

早食いを防ぎ、しっかりとした満足感を得るためには、食事をしっかりと味わうことです。味わうことに無頓着になり、スマホをいじりながら食事をしたり、テレビに気を取られながら食事をしたりしていては、食事をしたことの意識が薄くなり、すぐにまたお腹が空いてしまいます。

食べ物を口にしたら、食感を確かめ、舌でしっかりと味わい、喉越しを感じ、胃に落ちていく感じを意識します。

同じ食べ物を同じ量だけ食べても、このように意識をすることで、食べ物のエネルギーをより多く身体に取り入れることができ、必要以上に食べてしまうこともなくなります。

大切なのは、食べることを楽しみ、自分の舌で味わうこと

最後に、食べ物の「味」について考えてみましょう。

「このお店は雑誌にのっていたから」「口コミで○点だから」。そんな言葉をよく耳にします。あなたは、自分の舌で料理を味わっていますか?

他人が美味しいと思ったからといって、あなたにとって美味しいとは限りません。あなたが美味しいと思うかどうかは、あなた自身が決めることです。他人の評価がどうであれ、あなた自身の舌で食事を味わい、楽しむことを意識してみてください。

料理を味わうのは、味覚だけではありません。料理を見て(視覚)、香りを嗅いで(嗅覚)、食感や温度を感じ(触覚)、サクサクやパリパリという音を聴き(聴覚)、その場の雰囲気もふくめて五感で楽しむことができるのです。食べるという行為を、豊かにしていくことこそが、食生活を豊かにし、心身の健康を維持していけるのです。


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