氣のコラム
美容と健康老いることで、できるようになること
「老いる」というと、「身体が思うように動かない」「見た目が老ける」「頭の回転が遅くなる」など、失われることやできなくなることばかりに目が向けられています。しかし、若い頃よりも高い能力を身につけることもできるのです。なぜなら、身体は老いても氣のエネルギーが老いることはないからです。氣のエネルギーは、経験を積み重ねた分だけ強くなっていくのです。
たとえば、多くの人と出会い話すことで、他人のことがよくわかるようになります。あるいは、挫折や死別など、苦境や悲しみを知ることで、同じように苦しんでいる人と共感することができるようになります。他人の気持ちを察したり理解してあげられるということは、良いエネルギー(プラスの氣)をたくさん分けてあげられるということです。目にはみえなくても、社会や人に良い影響を及ぼして貢献する力は、確かに存在するのです。
おばあちゃんの家に行くと心が落ち着くのはなぜ?
小さい頃のことを振り返ってみてください。「おばあちゃんの家に行くとなんだか心が落ち着いた」とか、「おじいちゃんの口にしたひとことが心に響いた」という経験をもつ方も少なくないのではないでしょうか。
長い年月を生き、人生経験を重ねた人にだけしかできないことがあります。そこに流れる独特のゆったりとした空気を感じ、年上の人から学ぶ姿勢でいること。そして、自分自身が年齢を重ねることをネガティブに考えないことが大切です。
人は誰でも、かならず死を迎えます。しかし、身体はなくなっても、氣のエネルギーは残ります。エネルギーを高め、できるだけ多くの「プラスの氣」を持つことによって、死後も周囲の人たちに良い影響を与えることができます。エネルギーが低い状態で亡くなってしまうと「マイナスの氣」となって、あなたの大切な人たちに悪い影響を与えてしまうかもしれません。だからこそ、死を迎えるその日まで、エネルギーを高める努力をし続けることが大切なのです。