氣のコラム
その他ペットと人との関係について
新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、自宅で過ごす時間が長くなったことで、ペットを飼うことで生活に癒しを求める人が増えています。ペットフード協会が実施した全国犬猫実態調査(2020年)によると、昨年1年以内に新たに飼われた犬と猫は合計で約95万匹、19年と比べて約15%増の顕著な伸びとなっています。
環境の変化に伴い、精神的に疲弊している人や、人との関わりが減り寂しさを感じる人たちにとってペットを迎えることでもたらされる良い影響はたくさんあります。しかし、知識不足やアレルギーなどといった事情により、飼育崩壊や虐待などといった問題は迎え入れられるペットの数に比例して増えています。
そこで今回は、ペットを迎え入れることで生まれる良い点や、注意点を氣と共に考えます。
ペットを迎える良い影響
ペットを迎え入れることによって飼い主の健康が向上することはご存じですか?それまで不規則な生活習慣を送っていた人でも、ペットを迎えることでご飯や遊び、散歩などが習慣化することで運動不足や睡眠リズムが整うという効果があります。ペットフード協会によると、ペットを買っている高齢者とそうでない高齢者では、通院回数に大きな差があることもわかっています。
また、ペットと過ごすことでリラックスできると感じる人がいますが、ペットと触れ合うことで「オキシトシン」という物質が分泌され、精神を安定させてリラックスする効果があります。これにより、精神疾患を抱える患者がペットと触れ合うことで気分的なものではなく、生理学的根拠を持って癒しの効果がみられたとの報告が多数あります。
さらにペットは、飼育を通して忍耐力・奉仕の心・優しさなど豊かな感情を育むことができると言われています。こどもがいる家庭では、教育の一環としてペットを迎え入れる人も多いようです。
ペットを迎えるときの注意点
ペットを迎え入れることは、新しい命を育むことです。正しい知識と環境設定がとても大切です。 特に、猫や犬はアレルギーの問題があるので、迎え入れる前に家族のアレルギー検査を行ったり、迎え入れたペットが快適に過ごせる環境づくりが大切です。
また、ペットは人間のように大人になっても会話をしたり、自立して自分のコミュニティを作ることができません。ペットが寿命を全うするまで、生活を共にし一緒に過ごしていく覚悟がなければ迎え入れるのは難しいでしょう。
正しい知識と快適な環境で、ペットを迎え入れてあげられるように、余裕を持って計画的な行動を取ることが大切です。
氣から見たペットとの生活
ペットは飼い主の氣の影響を受けやすいとされています。代表的なところでは、悲しんでいたり、悩んでいる飼い主のそばにペットがそっと寄り添ってくれることがありますよね。これは、飼い主を取り巻く氣のエネルギーを察知しやすく、影響されやすいからです。
家族の中でペットを迎え入れることをネガティブに考えている人がいたり、ペットを自分本位の理由で飼おうとする場合、マイナスの氣の影響をペットは受けてしてしまいます。ペットには飼い主さんと周りの小さなコミュニティしかありません。閉ざされた環境の中では、人間同様その場のネガティブな雰囲気の影響を受けやすく、ポジティブな気持ちにシフトしにくい可能性もあります。そのため、常にペットがリラックスできるような環境をつくってあげましょう。
プラスの氣に満ちた環境でペットが生活している場合には、家族もペットも幸せに暮らすことができます。家族にとっても過ごしやすく、楽しい時間を共有できるようになるといいですね。
氣はペットにも良い影響を与えます。飼い主とペットが糖尿病や腎臓などといった病気に同時になるケースなどもあります。変化に気づきにくい場合に、マイナスの氣を通して家族の健康状態が悪くなる場合にも注意してください。もし家族やペットが病気に苦しんでいたり、家族の中で次々に健康状態が悪くなっているような場合には、氣を受けることで改善されるかもしれません。プラスの氣を高めて、ペットと快適な時間を過ごしてください!