美容や婦人科系疾患の治療や予防としても利用されている鍼灸は、近年若い女性を中心に人気があります。漢方やサプリメントと同じように気軽に利用されている鍼灸は、一般化しつつありますが、氣との関連性が高いことはご存知ですか？

そもそも鍼灸は、経絡の中に流れている氣を調整するもので、氣の影響による病理の治療効果を高めるものです。鍼灸師自身のエネルギーをも高める必要がある鍼灸は、関わる者の氣と強い関連があるのです。
参考：【医学古今】鍼灸治療と気功 | マーケット速報 | 企業情報FISCO

そこで今回は、氣と鍼灸の関連性について紹介します。

気の相性で効果が変わる鍼灸

冒頭でも紹介したように、鍼灸治療は「経絡の中に流れている気（エネルギー）を調節」することで氣の滞りを開放する治療です。

鍼灸は、受ける者と鍼灸師との「氣の相性」が影響するため、鍼灸師は常に氣を高めている必要があります。鍼灸師との氣があっている方が効果がでやすく、氣が合わなければ互いにマイナスの氣の影響を受けてしまうといいます。これは、エステやマッサージでも同様ですが、鍼灸は氣を利用した治療方法であるため、マッサージなどよりも影響を受けやすいといえます。

より高い効果を得たい場合には、氣の相性が合う鍼灸師を選ぶ必要があります。心地が良いと思うものがなければ、知名度や値段で決めることはお勧めできません。「続けないと悪化する」など、こちらの気持ちを無視して脅しをする場所は避け、行くのが楽しみになる、終了後に気持ちよさを感じられる場所を選びましょう。

鍼灸は即効性が高くないので長期的に取り組む必要があります。通い続けるうちに合わなくなることもあります。氣の持ちようには変化が現れるので、相性が合わなくなったことをマイナスに捉えず、新しい鍼灸師の方を探すことも考えてみてください。

針を刺さない鍼灸治療

鍼灸は元々中国で発展してきたものですが、刺さない鍼灸は、日本で発展してきたものです。ニューイングランド鍼灸大学元助教授の桑原 浩榮先生は、鍼灸に真氣光を取り入れた施術を専門としており、真氣光を出す鍼を自ら開発し、ツボにあてるだけで効果が得られる「刺さない鍼」を追求しています。氣中継器ハイゲンキは通常の鍼灸と併用することで相乗効果が期待できるとされているので、気になる方は『鍼灸師は直観が命。真氣光で直観力を高める』を読んでみてください。

鍼灸と氣の関わり、刺さない鍼灸との併用により高まる氣の効果は、身体や心の課題を解決できるかもしれません。気になる方は一度鍼灸を試してみてください！