氣のコラム

その他「氣のめぐり」と「氣の滞り」

「氣のめぐり」と「氣の滞り」

「氣のめぐり」や「氣の滞り」という言葉が日常的に使われるようになりました。意味はなんとなくわかっても、説明が難しい言葉ですよね。今回は、「氣のめぐり」について考えてみましょう。


「氣のめぐり」「氣の滞り」とは?

一般的に「氣のめぐり」というと、良いエネルギーが身体の中を循環して、心身とも健康になったり、良い事が引き寄せられたりするといったことを指します。逆に「氣の滞り」は、エネルギーが循環せずに、濁った悪いエネルギーになってしまい、さまざまな悪影響を及ぼすというものです。漢方の分野でよく使われる言葉で、漢方を使って氣のめぐりを良くする手助けをするという考え方が古くからあります。そもそも漢方や鍼灸などの東洋医学は、氣と深い関わりがあるものですから、良い氣を身体の中で循環させることは、人々の病気や悩みを解決するものとして考えられているのです。

氣のめぐりを良くするために、漢方・気功・ヨガなど、様々な方法が紹介されています。これらは生活習慣としてはとても良いことです。氣のめぐりを整えることを意識して日々を過ごすことは、氣の存在をいつでも自分の中に感じることですから、心身の健康を保ち、実り豊かな人生をおくる手助けになるでしょう。

真氣光では、氣というものを、目には見えない光のようなエネルギーと考え、人ばかりではなく動植物やモノ、空間や場所にも存在し、相互に影響を与え合っていると捉えています。人の氣の場合を詳しくみてみれば、氣は身体の細胞一つひとつから発せられているような光ですから、身体の中を循環するというよりは、見えない光のようなものが身体の内側から外側に向けて発せられていると考えます。身体の中を循環しているという「氣のめぐり」という捉え方とは微妙な違いがあるかもしれませんが、身体のあちらこちらからの光が遮られることなくスムーズに身体の内側から発せられることが良い影響に繋がるという意味では、おおむね同じようなものかもしれません。

一方、私たちの周りには「マイナスの氣」と表現していますが、光を吸収する極端に暗い氣が存在しています。この影響を受けることによって、身体の一部分の光が失われ暗くなることがあります。これはまさに「氣の滞り」に通じる捉え方と言って良いでしょう。

大きな課題がある人は、原因を突き止めることが大事

このように、氣は私たちの内部にあるだけでなく、外部にも存在しています。自分の中の氣が潤沢にあっても、外部から受ける氣の影響を無視することはできません。もしも氣が滞る原因が外部にあるとしたら、いくら漢方などの内部的な治療を受けても改善できなかったり、すぐに再発したりすることもあるのです。

氣が滞ってしまう、マイナスの氣の影響を受けてしまうのには、必ず原因があります。その原因をしっかりと見極め、元の問題を解消しなければ、自分の中にある氣をプラスに積み重ねていくことはできません。原因には、その人のいる場所・人間環境・生まれた家系など様々あります。自分の心や身体だけに目を向けて、自分だけの問題と捉えていても、解決できないこともあるのです。

まずは、身体や心の状態、身の周りの出来事などから氣の滞りに「気づく」こと。大きな課題を抱えてしまったときには、問題の根を知ることが解決の糸口になるのです。

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