氣のコラム
旬の話題テレビ離れで薄れる家族のコミュニケーション
サブスク(=サブスクリプション)が充実してきたことで、好きなコンテンツを好きなタイミングで見れるようになりました。テレビは、コンプライアンスやCMが入るなどの理由から、若者を中心にテレビ離れが進んだり、テレビを見ていても録画機能を利用し一人で見るのが一般的になっています。
これまでテレビは、社会の自治ネタを得る代表的な手段、家族との交流の場として古くから大切なコミュニケーションツールでした。しかし、それぞれが携帯を持ち、自室で過ごす時間が増えたことで家族のコミュニケーションは希薄になったように感じます。
そこで今回は、氣の観点から若者のテレビ離れはどのような影響があるのか。希薄になった家族間のコミュニケーションはどのように埋めていくのが良いのか考えます。
同じ空間にいることで高まる家族の氣のエネルギー
テレビを通じた家族団欒が減ってきている要因の一つに、テレビ番組の変化が挙げられます。ファミリーで見る番組づくりが一般的だったテレビは、ターゲットが絞られてきています。そのため、一つのチャンネルを家族で楽しむ形から、個々の興味のあることを楽しむ形が定着しています。
一方このような流れは、コロナ禍で増えてきたテレワークで24時間一緒にいる家族は、あえて一人で楽しむ時間を作る方が関係性がうまくいく可能性もあります。真氣光の観点から考えると、同じテレビを見て楽しい時間を過ごしていなくとも、家族が同じ空間にいることは非常に良い影響があります。
同じ空間で会話を楽しんだり、それぞれがリラックスをして過ごすことは、それぞれの持つプラスの氣を高め、家族としての氣を高めることに繋がります。何らかの形で、家族が集まる機会を作ってみてください!
家族で楽しむ方法はたくさん!自分たちにあった方法を探してみましょう
家族の氣は、それぞれが別の部屋にいるよりもリビングなど同じ空間にいることで高まります。今回は、家族で楽しめるいくつかの方法を紹介します。
■スポーツ観戦
今年3月に行われたWBCでは、野球に興味がなかった人たちも一緒に盛り上がり、多くの人の共通の話題になったのではないでしょうか。リアルタイムで観戦し、ゲームに一喜一憂し勝利をみんなで喜び、楽しむことができます。また、スポーツ観戦の間には、一緒に食事を楽しんだりスポーツ以外の会話が生まれたりと良いきっかけにもなるでしょう。
■アウトドアや旅行
習慣的に一緒に過ごす時間をとることが難しい家庭もあるでしょう。その場合には、キャンプやドライブなど、イベント的な機会を設けることで濃密な時間をすごすことができるでしょう。普段は各々が好きなことをして過ごしていても、定期的に家族の結束を高める機会をつくることで、家族の氣のエネルギーを高めることができるでしょう。
また、家族の仲を悪くしようとするとマイナスの氣の影響で、家族を離れさせるように仕向けるケースもあります。家族のコミュニケーションは家族全員の氣のエネルギーを高める第一歩です。多様化が進み、自分の時間を大切にしたいという考えが一般化している今日、あえて家族が一緒に過ごす時間を作ることで、希薄になりつつあるコミュニケーションを取り戻していきましょう。