氣のコラム
運気アップ物のなかでも氣が入りやすい「人形・ぬいぐるみ」について
人の身代わりとして使われる人形
多くの女性は、小さい頃、お人形遊びをしたことがあるかと思います。洋服を着せ替えたり、話しかけたり、お友達のように親しんでいたのではないでしょうか。
人形は、人と同じ形をしていることもあり、昔から人の身代わりとされていることが少なくありませんでした。たとえばひな祭りにかざるひな人形は、女の子のけがれを雛人形に移して、身代わりとして川に流すことで、厄払いの意味がありました。また、あまり良い例ではありませんが、「呪いの藁人形」は、苦しめたい相手を藁人形に見立てて釘を打つことで恨みの念を伝え、相手を痛めつけたり殺したりする呪術の一種です。
このように、良くも悪くも人形を人の身代わりとして捉える考え方は、私たちにとって身近なものでした。氣は人や動物だけでなく物や場所にも宿りますが、その中でも人形には、特に氣が入りやすい傾向にあるからです。人の形をしているので人と共鳴しやすく、波動が合いやすいためかもしれません。良くも悪くもエネルギーのコントロールに利用しやすいのが、人形なのです。ぬいぐるみも、人がペットと同じようにかわいがったり感情移入しやすいことから、マイマスの氣にとりこまれやすい物と言えるでしょう。
家にある人形やぬいぐるみの扱い方
良い氣も悪い気も取り込みやすい人形やぬいぐるみは、物の中でも特別に扱う必要があります。周囲にいる人に影響を与えやすいため、できるだけ良い氣を取り込むようにするべきでしょう。たとえば、何年もしまいこんだまま放置していたり、保管方法が良くないと、良い氣をもっているはずの雛人形も、いつの間にかマイナスの氣に取り込まれてしまいます。
あなたの家では、人形やぬいぐるみを何年もしまいこんでいたり、ほこりだらけになっていませんか? 薄汚れたまま放置していないでしょうか?
もしもあなたが「体調や気分がすぐれない」「うまくいかないことが多い」などの行き詰まりを感じているようであれば、家の中にマイナスの氣にとらわれた人形がないか確認してみてください。もしもそういった人形があった場合は、服を洗ったり顔をあらったりして、人形をプラスの氣に戻すようにしてみてください。また、もう愛着を感じられず、不要なものと感じたのなら、処分してしまった方が良い場合もあります。人形とちがって、人は常に変化していくものです。思い出や過去の愛着に固執する必要はありません。一緒に遊んだ過去に感謝して、思い切って処分してみましょう。