氣のコラム
メンタル貯金ができない人はどうしたら良い?
金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」が公表した報告書を発端に「老後2000万円問題」が話題になりました。本当に2000万円が必要かという真偽はともかくとして、将来家族が増えたときのためや老後や不測の事態に備えるためにも、それなりの貯金は必要だというのが一般的な考えかと思います。「貯金が必要」と思っているのも関わらず、給料は全て使ってしまい、貯金が全くできないという人の悩みも耳にします。
そこで今回は、なかなか貯金ができない人に向けて、貯金するということについて氣の観点から考えてみたいと思います。
若いうちのお金の失敗はある程度必要
貯金ができない理由としてよく聞くのが、収入をすべて使い切ってしまうタイプの人。まだ若く、お金の使い方を理解していなかったり、将来必要になるお金について真剣に考えていなかったりするケースです。若い頃から貯金をするに越したことはありませんが、節約ばかりで味気ない生活になってしまったり、人付き合いを制限してしまったりするのはよくありません。人はお金のためだけに働いているわけではありませんし、お金を使うことでモチベーションが高まることもあるからです。
また、お金を使いすぎてしまって痛い目に会うといった失敗も、若いうちに経験することは成長につながり、「必要な失敗」とも考えられます。若いうちからあまり貯金にこだわりすぎる必要はありません。年齢を重ねるとともに大人になり、家庭をもつ立場になれば自覚が芽生え、自然と浪費を抑えていくことができるでしょう。
どうしても浪費癖が抜けない人は?
しかし、お金に関する失敗を何度も繰り返していたり、将来のことを一切考えない享楽主義を延々と繰り返しているとすれば、なんらかの改善が必要でしょう。
例えば、浪費する楽しさではなく、ものを大切にする楽しさを知るというのも一案です。これまでは新しいものに飛びつき、買っては捨ててを繰り返していた人は、「3年以上つかえるもの」というルールを作って買い物をするようにしてみましょう。そうすると、多少は高くても3年つかえると思えば経済的だと気づくことができますし、3年以上つかうと決めているので、ものを丁寧に使うことに意識が向くでしょう。汚れてしまった靴をきれいに蘇らせる方法、セーターの毛玉をとる方法など、メンテナンスすることの楽しさにも目をむけることができるかもしれません。
他にも、「ひとつ買ったらひとつ捨てる」というルールをつくる方法もあります。そうすると、ものを買うかわりに捨てなければいけないものを考えることになり、ものを買う前に「本当に必要か」を考えるきっかけになります。
「ものに名前をつけてかわいがる」というルールでものを大切にしているという人もいました。こうした、自分が楽しみながら取り組めるマイルールをつくることで、徐々に浪費癖が直していけるのではないでしょうか?
氣の影響がでてしまうケースとは?
浪費癖という範疇に収まらず、ギャンブル依存症、買い物依存症に発展している人や、浪費しているつもりはないが、思ってもみない出費が頻繁に必要になるといった場合は、マイナスの氣の影響を疑わなければいけません。
どんなマイナスの氣の影響があるかは、人それぞれですが、よくあるのはご先祖にお金の恨みを買った人がいるといったケース。このような影響でお金が貯まらないのであれば、それは自己努力では解決しづらいので、氣の体験会などでご相談いただくのが良いでしょう。氣を受けることで解消できることもあります。