氣のコラム
メンタル聞き上手ってどんな人? 3つの特徴
人に話を聞いてもらうと、気持ちが楽になったり、頭が整理されたりという経験は誰しもあるとおもいます。自分の気持ちや悩みを人に打ち明けることで、おのずから答えが見つかるということもありますよね。
気持ちや悩みを打ち明けるという行為は、氣のやりとりの一貫でもあります。気持ちが楽になったりすっきりしたり、行くべき方向性がわかったりするというのは、話し相手のプラスの氣のエネルギーをおすそわけしてもらっている状態です。行き詰まった状態が少しでも解消できるのは、プラスの氣の応援が受けられているからとも言えるのです。
話を聞くことで、相手が悩みの糸口を見つけたら、こちらまで嬉しくなりますよね? プラスの氣の良い影響が得られるのは、聞き手の側も同じです。悩みの解決によって相手の氣のエネルギーが高まれば、聞き手の側もプラスの氣のエネルギーが高まるのです。ですから、親しい人の話をしっかり聞いてあげることは、氣の観点からも、とても良いことだと言えます。
「聞き上手」ってどんな人?
では、「聞き上手な人」とは、はどんな人でしょうか? 聞き上手な人には3つの特徴があります。
- 他人に対する興味・関心を持っている人
- 相手の話を否定せずに理解しようとする人
- 相手の話から自分にとっても学べることがあると考える人
こうした特徴は、生まれ持った性格から自然と備わっている人もいれば、人間関係のさまざまな経験から身につけた人もいます。
人の話を聞けない人は?
聞き上手になると、ビジネス・恋愛・家族などのすべての人間関係にとってもプラスが大きいため、意識的にも身につける人も多いようです。しかし、本当に関心がないけれど関心のあるフリをしたり、相手を怒らせたくないからと言って聞いているフリをするというのは、「氣のやりとり」になりませんので、お互いにとって良い時間にはならないでしょう。
他人の話に耳を傾けるというのは、簡単にできることではありません。人の話を聞きたくない・聞くのが嫌いという人は、聞いていても耳に入らない・理解できないということもよくあります。自分にとって利益や興味がないことを無駄だと感じるか、それも学びだと感じるか、その考え方の差はいつか大きな人間力の差となって現れるかもしれません。
また、氣の観点から言っても、なにか大きな縁によって、相手はあなたに話しかけているのかもしれません。そうした氣のやりとりの機会を自ら無駄にしてしまっていると、あなたにとって大きな成長の機会を逃してしまっているとも言えるかもしれません。
普段から自分の利益や気持ちばかりを優先してしまいがちな人は、少しずつでも周りの人への関心を持つようにしてみてください。自分のことだけで精一杯だと他人を思いやることができません。少しずつでも自分のキャパシティを広げる努力が必要です。めぐりめぐって、あなた自身の成長へとつながるかもしれません。