氣のコラム

メンタル人を妬む気持ちが抑えられない人へ

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他人を妬んだり嫉妬してしまう気持ちは誰にでもあります。しかしあまりもそうした気持ちが強いことは、心地の良いものではありません。嫉妬心を抑えようと思っても、ネガティブな心をなかなか消すことができずに苦しんでいる人もいます。

そこで今回は、嫉妬心について氣の観点から考えてみました。


嫉妬とはどんな感情?

そもそも嫉妬とはどんな感情でしょうか?

大きく分けると、

  • 大切な人との関係性が、自分よりも近い人を遠ざけたいという気持ち
  • 地位や収入や容姿など、自分より優れている人を羨ましいと思う気持ち

という2種類の感情が一般的でしょうか。

恋愛・友人関係・嫁姑・出世競争など、あらゆる場所で嫉妬心が作用し、自信を失ったり、相手に対して憎しみのような感情に発展してしまったりと、さまざまなネガティブな感情を誘発させてしまいます。

自分よりも優れた人や希望のポジションにいる人に対して、憧れたりうらやましいと思う気持ちは、けしてネガティブな感情ではありません。「自分もあの人のようになりたい」という気持ちが原動力になって努力できることもあります。しかし、「どうせ私はあの人のようにはなれない」「あの人のような才能はない」などと、ひねくれた感情で他人を嫉妬して、自分自身はなんの努力もしない人になってしまうと、一気にネガティブな氣のエネルギーを増幅させることになりかねません。

嫉妬心が習慣化している

「いいな〜」「ずるい!」などの言葉が口癖になっていませんか?

嫉妬心が異常に強かったり、嫉妬した相手に憎しみのような感情を持ちやすい人は、他人を羨ましいと思う、ほんのちょっとした感情が積もり積もって、嫉妬することがクセのように習慣化している可能性があります。

人を羨ましいと思う気持ちは、他人と自分を比較することから生まれています。人の環境や容姿や所有物を、「羨ましい」という視点でばかり見ていると、すぐに「いいなあ」とか「ずるい」という感情が沸き起こってしまいます。「隣の芝生は青い」という言葉があるように、自分も同等やそれ以上のものを持っていたとしたも、それは評価せずに、他人の所有物の方が良いものに見えるものです。こうした感情を放置しておくと、自分でも気づかないうちに他人と自分を比べるクセがつき、嫉妬心が強くなっていってしまうのです。

しかし考えてみれば、常に自分を他人と比較し続けてもキリがありません。自分の現状に対しては常に不満で、みずから自分を不幸と思い込んでいるのです。自己肯定感がどんどん低下し、常に他人を嫉妬し続ける、非常に苦しい状況に追い込まれてしまいます。

今の自分を振り返り、褒めてあげよう

こうした状況から脱するためには、まずは今の自分を認めてあげる必要があります。今、あなたが自分を認められなくても、そのように生まれた理由があるはずなのです。たとえば容姿に恵まれず生まれた人には、そのように生まれてきたことの意味があるのです。コンプレックスを解消し、前向きになるための努力により、人一倍成長し、氣のエネルギーが高まるかもしれません。そしてそのエネルギーが他の誰かの役に立ち、さらに氣が高まるという好循環を生み出すこともできるかもしれません。

また、他人にばかり目を向けず、自分が夢中になれること、好きなことを見つけましょう。これがあるから自分は楽しい、自分は幸せなのだと思えることを見つけるのです。そうすることで、プラスの氣のエネルギーが増えて、より行きたい方向への自分を動かすエネルギー源となってくれるでしょう。他人のものさしではない、自分なりの幸せを発見することが何より大切なのです。

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