氣のコラム
メンタル若い人が感じる「孤独死が怖い」とは?
孤独死を怖がる20〜30代の若者が増えているそうです。ある調査によると、一人暮らしの若者世代で孤独死の不安を感じている人は4割にのぼるとの結果が出ました。単身者が増え、結婚する割合も減っている現代、さらにコロナ禍で人と人の繋がりが希薄になっていることの影響もあるのかもしれません。
氣の観点から言えば、コロナ禍で世の中全体の寂しいと思う気持ちが蔓延して、増長しているようにも思います。
若い人にとって、年老いて死ぬ自分を想像するのはまだまだ先のことであって、実感がないようにも思いますが、それでも「孤独死」という言葉には恐怖感があるのかもしれません。
そこで今回は、将来の自分の孤独死、そして孤独に老いることについて、氣の観点から考えみたいと思います。
若い世代の「孤独死」を恐れる気持ちとは?
そもそも若い世代が孤独死を恐れるようになった背景には、単身コロナ感染者が病院に受け入れられずに亡くなってしまうというニュースが相次いだこともあるように思います。つい最近まで健康に生活していた人が、急病でひとりで亡くなるというケースが頻繁に報じられれば、そうした死に方をより身近に感じられるのもうなづけます。
また、婚姻率も低下しているため、「このまま結婚もせず子供もなく一人で死ぬかも」という、漠然とした不安を抱えている人も増えているのかもしれません。
なぜ孤独死が恐ろしいと思うのでしょうか? 多くの人が「家族や友人に看取られて死にたい」と願っているように思います。見送る側からみても、祖父母や両親の最期は側にいて見送りたいという気持ちはあるのではないでしょうか。
孤独死は悪いことではない
孤独死はそんなに悪いことなのでしょうか。死の瞬間とは、なかなかコントロールすることはできません。もしも家族に生命の危険があったとしても、必ずしも日常生活を中断して側に付き添うことはできないことも多々あります。
「一人で死ぬのは可愛そうだ」と強く思い込みすぎることで、亡くなった人に対する後悔が強まり、亡くなった人にとっても遺された人にとっても、良いことではありません。氣の分野で言えば、「マイナスの氣」のエネルギーが増幅して、悪影響になる可能性もあります。
死に方に限らず言えることですが、他人に対して「不幸だ」「可哀想だ」と決めつけることは良いことではありません。何事も本人次第。たとえ死の瞬間が孤独だったとしても、それまでの】人生が豊かなものであれば、死後の世界も明るく輝くものとなるでしょう。
一人で死ぬことは決して悪いことではありません。いざその時になってみれば、子供や孫に死に様を見せたくないと願う人もいます。孤独な老後を過ごしたくないと強く思うのであれば、今すぐにそうならないように努力を始めれば良いことではありますが、努力をしたところで死ぬ瞬間のことなど誰にもわからないし、コントロールはできないのです。
そんなにも先のことを考えるよりも、まず今この時を幸せに生きることを考えましょう。あまりにも不安にかられて頭から離れない人は、すでにマイナスの氣が影響している可能性もあるので、無料の氣の体験会に参加するなどして、改善をはかる必要があるかもしれません。