氣のコラム

メンタル「毒親」を氣の観点から考える

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最近テレビなどでも良く耳にする「毒親」。子どもに悪影響を及ぼす厄介な親を指す言葉で、過干渉や過保護、過度な支配下に子どもをおいて管理し、子どもにストレスを与えたり、ひどい場合には虐待などを加える場合があります。

毒親のもとで育った子どもは、自立した後でも依存傾向にあったり、周囲の期待に応えようと無理をしてしまうといった良くない傾向に陥りやすいとも言われています。毒親のもとで育ったことで、自分自身が毒親になってしまうのではと不安を抱えている人も多いようです。

今回は、毒親と一緒に生活している人、将来に不安を感じている人達のために、毒親との関わり方や、予防とその対処法について考えます。


自分の親は毒親?チェックリスト

まずは、毒親か否か自分自身で気づくことが最も大切です。最近では、毒親チェックリストなどもあるので、自分の親や自分自身が毒親かもしれないと感じた時にはチェックしてみましょう。

毒親チェックリスト

毒親育ちチェックリスト:『自分は毒親に育てられたのか?』をセルフチェック!

心理カウンセラー寺井医師による「あなたは毒親に育てられたのか」をチェックすることができるサイトです。子ども自身がチェックをすることで、両親と適度な距離の保ち方を考えることができます。

【すぐわかる!】6タイプ別・毒親診断チェックリスト<母親編>

自身が、毒親に育てられた経験を持つ、78(なや)さんが、同じ境遇にいる人たちに情報発信をしているブログです。スーザン・フォワードさんの「毒親の棄て方」をもとに自分の母親がどのタイプの毒親に当てはまるのかが紹介されています。

機能不全家族(毒親)傾向度 診断チェック

家庭内で気づかないうちに子どもに対して虐待をしている可能性をチェックする、親自身がチェックすることができるサイトです。ダン・ニューハース『不幸にする親』のチェックシートを参考に診断を作成しています。

①過度な管理

日常生活、恋愛・交友関係、趣味嗜好など、子どもの生活の多くを管理・支配していませんか? 子どもは、親の「期待に応えること=愛されること」になっている場合も多く、普段自制している分、反動で周囲の人に強く当たることでストレスの発散をするなどといった悪影響を及ぼしている可能性があります。

②過度な心配・過干渉

親は誰しも、我が子を思う気持ちから心配性になってしまう時がありますよね。しかし、常日頃から「心配だから〜しないで」「あなたにはできない」などとマイナスの言葉をかけていないか気を付ける必要があります。子どもの自尊心をさげ、自立や成長の妨げとなるような行動になっていないか注意する必要があります。

③あなたのために・・・/あなたのせいで・・・

「私が頑張っているのはあなたのため」「あなたがいなかったらもっと自由にできたのに」など、自分のせいで親は自分のやりたいことができていないと感じさせてしまっていませんか?

子どもにとってこれらの言葉は呪いのように、心身ともに影響を与えます。自分の価値を感じられず、自尊心の低下へと繋がるため、子どもにとって将来を前向きに考えることができるような関わり方を模索する必要があります。

上記の他にも、過度な関わりを続けると双方ともに精神的自立ができない依存状態に陥ることがあります。親子にとってちょうど良いスペースを保ち、自ら考えて行動・選択することができる環境設定が大切です。

先祖からの子を想う強い気持ちが毒親に繋がっている

毒親を氣の観点から考えると、子どもを大切にする先祖の強い想いが関連している可能性があります。今では医療の発達により、妊娠・出産はより安全になってきていますが、昔は子どもを産み・育てることは非常に難しいことでした。子どもに健康に育ってほしいと想う先祖からの強い想いが結果として毒親のような悪い形に発展してしまっている可能性があるのです。

子供を心配するあまり、いつの間にか過干渉になってしまい、子供が自分の意思で行動できなくなる。マイナスの氣の影響が強くなると、子供が学校に行きたいのに行けないなど、意思どおりに身体が動かせないなどの支障がでる場合もあります。

そうならないためにも、自分自身の趣味や交友関係を持ち、子どもと関わる時間とプライベートの時間の双方を確保できるようにしましょう。子どもに干渉しすぎてしまう原因に、子どもの親である以外に自分のアイデンティティが希薄で、生きがいや楽しみを子どもだけにしている場合があります。

子どもを想う気持ちはもちろん必要ですが、まずは自分自身を大切にし、子どもが自らの意思決定をもとに行動し、成長できるようにサポートするように意識しましょう。もし、自分が毒親、あるいは両親が毒親だと想う場合には、趣味やプライベートの時間を意識的に増やすようにしてみても良いでしょう。

毒親の子どもとしてつらい思いをしている人は、いったん親と距離を置くことも必要ですが、氣の観点からみれば、永遠に縁を切るのはおすすめしません。親と絶縁してしまうと、親の悲しみがマイナスの氣となって悪影響を及ぼす可能性があるからです。親や先祖との縁を良好にすることが、プラスの氣を得るために大切なことです。親子を断絶させたいというマイナスの氣の影響で毒親になっている場合は、親と離れても子供の苦しみが消えないということも考えられます。

どうしても辛いと感じる場合には氣を受けることをおすすめします。親を取り巻いていたマイナスの氣が薄れ、自然と子供への執着が減っていくというケースもあります。あなたを取り巻くマイナスの氣を、プラスへと変えていくことで親子の関係性が良い方向へと改善していくことができるかもしれません。

一人で悩み続けず、まずはお気軽に氣のリラクゼーションルームに足を運んでみてください!

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