氣のコラム
メンタル愚痴のメリット・デメリット
日々の鬱憤や悩みといったストレスの解消法の一つに、「友人に愚痴を言ってすっきりする」という人もいるでしょう。心にモヤモヤとした思いを溜め込むよりも、心を許せる人に話して気持ちが晴れることは良いことです。一方で、「愚痴っぽい人」と敬遠されてしまう場合もあるため、相手とのコミュニケーションの中で誤解されないように注意が必要です。
今回は、愚痴の良い面、悪い面を、氣の観点から考えます。
愚痴をこぼすことのメリット
真氣光の観点からも、ネガティブな気持ち・つらい気持ちは、溜め込まずに話すことで、すっきりと気分転換ができ、効果があるとされています。反対に、愚痴をこぼせる相手がいないと自分の心の中でマイナスの氣が大きく増幅し、マイナスの氣を昇華できずストレスは解消できません。愚痴をこぼすことは、心の中に溜まっていることを消化させ、すっきりとした気分になるための良い方法です。
注意!マイナスの氣の押し付けは相手から敬遠されてしまう
愚痴やストレスを話して発散することは大切ですが、どんな時でも相手のことも考える必要があります。ネガティブな気持ちを、あえて伝え合うことで人間関係は深まります。聞く側にとっても、相手に共感し、解決に導こうとする行動が成長に繋がります。ただし、一方的すぎたり、過剰すぎる言葉や内容は相手に不快感を与える可能性があるので注意が必要です。
聞いてもらうことで自分自身は楽になっても、相手だけがマイナスの氣を受け続けていれば、親しい友達や家族でも疲れてしまいます。中には、夫に愚痴を言い過ぎて、なかなか家に帰ってこなくなったという出来事もあるので、「親しき中にも礼儀あり」親しい間柄だからこそ、良い関係を保つために相手への気遣いを心がけましょう。
愚痴やストレスは相手に話して成長に繋げましょう
家庭、仕事、友人など様々な愚痴がありますが、いつも同じことばかりでは堂々巡りになってしまいます。辛い気持ちを打ち明けて、ただ聞いてほしいと考えていては、相手も聞き疲れてしまいます。相手の愚痴も聞いてあげることはもちろん、自分自身の愚痴がいつも同じ事柄ならば、「何が悪いのか」「どのようにしたら解決できるのか」を考え見直す必要があります。
相手が愚痴をこぼすのは、「聞いてほしいだけなのか/共感してほしいのか/アドバイスを求めているのか」はそれぞれです。愚痴を聞く時には、相手が何を求めているのかを見極めながら、良い方向に進めていきましょう。
マイナスの氣にとらわれて、愚痴を言わずにはいられなくなってしまうこともありますが、愚痴はネガティブなエネルギーを運ぶので注意が必要です。どうしても愚痴がとまらないという人は、氣の体験会に参加してみてください。