氣のコラム

メンタルプライドと氣の関係

「プライド」という言葉から、あなたはどんなイメージを思い浮かべるでしょうか? 自分の信念や経験に誇りを持ち、自信の源泉となる一方で、時に壁となって成長の足を止める原因となることもあります。

プライドは人の前向きな気持ちを推進するため、成長に欠かせないものでありながら、バランスを失うと成長を阻害するものになってしまいます。 自己肯定ができずプライドを持てない人や、不必要なプライドが足かせになっている人のために、氣の観点からプライドとの付き合い方を探っていきましょう。


誇りと自信、プライドの落とし穴

自分の価値観に基づき、努力を重ねて成果を上げたとき、湧き上がる満足感は格別です。それが真の誇りとなり、自信へと繋がります。困難に立ち向かう勇気、夢に向かって突き進む力強さはこの誇りから生まれます。

しかし、プライドは諸刃の剣です。過剰なプライドは、間違いを認められない、人に助けを求められないといった弊害を生み、成長の妨げとなります。 氣の観点では、プライドは「自我の肥大化」と捉えられます。たとえば先祖代々の家の格式・財産・名誉などを受け継ぐことは良い面ばかりではなく、本人の自由な思いを阻害したり、必要以上に名誉や財産にこだわることで、マイナスの氣が増幅されてしまうケースがあります。今持っているものを守らなければいけないということが、かえって足かせになることもあるのです。

このように、自分自身が努力して手にいれたものでないものに対してプライドを持ってしまうと、マイナスの氣の増幅につながってしまうことがあるので注意が必要です。

プライドを手放し、自分軸で生きる

本人は自覚していないことも多いのですが、周囲からは傲慢さや強情さに見えてしまうことがあります。家族はそんなプライドに振り回され、苦しんでいるかもしれません。「家のプライドを守るために人生が窮屈になる」という状況は、まさにこの状態です。

プライドにがんじがらめになっていると感じたら、マイナスの影響を受けている可能性があります。そんなときは、思い切ってプライドを手放してみましょう。

余計なプライドを捨てると、心が軽くなり、本来の自分らしさが輝き出すことがあります。自信の拠り所は、他人ではなく自分自身にあることを忘れずに。

氣を高めて、自分らしく輝く

氣を高めることで、心の奥底にある真の価値観や信念に気づくことができます。それが、揺るぎない自信となり、自分らしく輝くための羅針盤となるのです。

自分の氣を高めると、家族をはじめとする周囲の人をも変化させることができます。家族など近しい人にプライドに固執している人がいる場合は、自分自身の氣を高めることで周りの人にプラスの氣の影響を及ぼすことができるかもしれません。

プライドは、上手に付き合えば自分を成長させる力となります。しかし、過剰なプライドは壁となり、真の幸せを遠ざけてしまいます。氣の視点を取り入れ、自分軸で生きることによって、輝く自分へと歩んでいきましょう。

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