氣のコラム
メンタル氣の力でみがく、折れない心「レジリエンス」
日々の生活の中で、思い通りにいかないことや、つらい経験をすることは誰にでもあるものです。そんな時、すぐに立ち直り、前向きに進んでいける人は、まさに「レジリエンス」の高い人と言えるでしょう。
レジリエンス(resilience)とは、「回復力」や「しなやかさ」を意味する言葉です。どんな困難な状況でも、へこたれずに立ち直り、再び成長していく力のことです。レジリエンスが高く、マイナスの出来事でも前向きに考えられる人は、たとえうまくいかないことがあっても、成長の糧としていける人と言えるでしょう。
「レジリエントな人」になるためにはどのようにすれば良いでしょうか? 氣の観点と共に、レジリエントな人の特徴について探っていきましょう。
レジリエントな人とは?
レジリエントな人とはどんな人でしょうか?
1. 困難を受け入れる
レジリエントな人は、困難な状況に直面しても、それを否定したり、逃げたりせず、受け入れることができます。問題から目を背けず、現実と向き合うことで、解決策を見つけるための第一歩を踏み出すことができるのです。
2. 前向きな思考を持つ
どんな状況でも、希望を見失わず、前向きに考えることができるのも、レジリエントな人の特徴です。「どうせうまくいかない」と諦めてしまうのではなく、「きっと乗り越えられる」という強い信念を持つことで、困難を乗り越えるためのエネルギーを得ることができます。
3. 柔軟性がある
レジリエントな人は、物事にとらわれず、柔軟に考えることができます。状況に合わせて考えや行動を変えることができるため、変化に適応しやすく、困難な状況を打開するための新しいアイデアを生み出すことができます。
4. 自分自身を信じる
レジリエントな人は、自分自身の能力を信じています。「自分はできる」という強い自己肯定感を持つことで、困難な状況に立ち向かう勇気と自信を得ることができます。
5. 周囲の人を頼ることができる
レジリエントな人は、一人で抱え込まず、周囲の人を頼ることができます。困ったときは助けを求め、周りの人の支えを借りることで、困難を乗り越えるための力になります。
レジリエントな人は、決して生まれつき強いわけではありません。 困難な経験を乗り越え、自分自身と向き合うことで、誰もがレジリエンスを高めることができます。日々の生活の中で、上記のポイントを意識的に実践することで、レジリエンスを高めていくことができます。
氣を高めて、レジリエンスを磨く方法
氣の観点から見ると、レジリエンスは「氣」の流れと深く関係しています。マイナスの氣に囚われてしまうと、回復力が低下し、打たれ弱くなってしまいます。一方、ポジティブな「プラスの氣」を高めることで、困難な状況を乗り越え、より強い自分へと成長していくことができるのです。
レジリエンスを高めるために、氣の力の利用をおすすめします。
1. 呼吸を整える
ゆっくりと深い呼吸を意識することで、心身をリラックスさせ、プラスの氣を取り込むことができます。
2. 感謝の気持ちを伝える
日々の生活の中で、小さなことでもいいので感謝の気持ちを持つようにしましょう。感謝の気持ちは、マイナスの氣を遠ざけ、プラスの氣を引き寄せる効果があります。
3. 好きなことをする
好きな音楽を聴いたり、趣味を楽しんだり、心ときめく時間を過ごすことで、ストレスを解消し、プラスの氣を高めることができます。
4. アファメーションを活用する
「私はできる」「私は大丈夫」など、自分自身を肯定する言葉を繰り返し唱えることで、潜在意識に働きかけ、自信を高め、レジリエンスを向上させることができます。
5. 自然に触れる
自然は、生命エネルギーに満ち溢れています。公園や森林など、自然の中で過ごす時間は、心身をリフレッシュさせ、ポジティブな氣を高めるのに最適です。
レジリエンスは、生まれ持った性格だけでなく、意識的に高めることができるものです。良くない問題がおきても、そこから気づくことができれば、以前よりも大きく成長することができます。良いことに目を向ける意識を持ち、日々の生活に氣の力を取り入れ、氣のエネルギーを高めておくことで、困難な状況を乗り越えやすくなります。自分の努力だけでは乗り越えられないことも、氣の力を借りることで解決方法をみつけていきましょう。