氣のコラム

メンタルコミュニケーション上手になる「共感力」の磨き方

共感とは、相手と同じ考えを持つことではない

コミュニケーション上手になる「共感力」の磨き方 コミュニケーション力が高い人は、人に共感する力が高いと言われます。「共感」という言葉を辞書でひくと

(1)他人の考え・行動に、全くそのとおりだと感ずること。
(2)他人の体験する感情を自分のもののように感じとること。

とあります。

(1)は「同感」と同義ですが、コミュニケーション上大切な「共感」とは少し違います。いくらコミュニケーション力を高めたくても、意図的に他人と同じ考えを持とうとすることは良くありません。むしろ、考え方も行動も違う他人同士がわかり合おうとすることを「共感」と呼ぶのだと思います。

「共感」することは相手に合わせることではなく、相手の立場になって考える力を持つということです。共感力が高ければ、たとえ考え方の違う相手とも対立することなく応援することができます。「考え方は違うけれど、そう考える理由はわかる」と相手に理解を示すことで、言い争いにならずに有益な意見交換に発展させることができます。

つまり、コミュニケーションで必要なのは(2)の「他人の体験する感情を自分のもののように感じとること」で、共感するのは考えや行動ではなく「感情」なのです。

共感力を高めることの意味

他人の感情を自分のことのように感じるということは、決して楽しいことばかりではありません。怒り、悲しみ、憎しみ、不安などのあらゆるネガティブな感情を自分のことのように感じるのはなかなかできることではありません。たとえば大きな悲しみに暮れる人を前にして、同じ体験をしたわけでもないのに「わかります」とは言いづらいでしょう。他人とまったく同じ体験をすることはできませんし、想像で補うにも限界があります。また、ネガティブな感情に包まれた人に寄り添うこと自体が苦しいことでもあります。

それでも、共感力を高めることは大切です。なぜなら他人の苦しみを理解して力になろうとすることは、あなた自身の成長や学びにつながるからです。もしもあなたが相手に共感することで、相手が少しでも救われたり、前向きに考えられるようになったりしたとき、放たれる光(プラスの氣)はとても強い力を持っています。その強いプラスの氣を受けることで、あなたも大きなエネルギーを得ることができるのです。

どうすれば共感力を高めることができる?

そもそも、極端にマイナスの氣にとらわれている人は他人に共感することはできません。自分のことで精一杯になっていて余裕がなく、相手の言葉を聞き入れづらくなっているからです。そういう状態が長く続くと、周りに誰もいない孤独な人生を送ることになってしまいます。

状況を改善するには、まずは積極的に人と関わることからスタートしましょう。なるべくたくさんの人に話しかけてみる、苦手でも飲み会に参加してみるなど、職場や学校、あらゆる場所で、人と会話する機会をつくってみてください。その際に気をつけるべきことは、自分の意見や気持ちを言うよりも前に、相手の意見や考え、気持ちを知ろうと意識することです。そして、ただ意見を聞くだけでなく、「どうしてそう思ったのか」「どんな体験がもとになってそう考えるようになったのか」などの、意見の裏側にある経験までを知ることができると良いでしょう。

また、他人の経験したことを自分が同じ経験をしたらどう思うだろう、どう行動するだろうと想像してみることも有効かもしれません。同じ体験からも、違う考えや違う行動をおこすというのが、人との違いのおもしろさであり、奥深さでもあります。他人の考えや違いを発見して楽しみながら、共感力を高めていければ素晴らしいですね。

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