氣のコラム

メンタル怒りの感情とうまく付き合う方法

新年度がはじまり、新しい人間関係を築いている方も多いのではないでしょうか。相手のことをよく知らないために、意思疎通がしづらかったり、誤解がうまれやすかったり、イライラや怒りを抑えきれないこともあるかと思います。そんなとき、どんなふうに気持ちをコントロールしたら良いでしょうか。

いつもイライラしている。
一度怒り始めると止まらない。
必要以上に相手を攻めてたててしまう。

このようなことに思い当たる人は、注意が必要です。怒りをコントロールできないと、周りの人に強いストレスを与え、あなた自身の評価を貶めてしまうことになりかねません。かといって、湧き出てくる感情を抑えようと我慢ばかりしていても、ストレスがたまってしまいます。怒りの感情と上手に付き合う方法を身につけていく方法をご紹介します。

「6秒ルール」で怒りのピークをやり過ごす

怒りの抑え方は、「アンガーマネジメント」と言われ、怒りの感情をコントロールする方法として注目されています。もっとも一般的なのは、「6秒ルール」。怒りのピークは長くても6秒しか続かず、6秒を過ぎると怒りがおさまると言われています。そのため、腹が立っても6秒間をやり過ごすことで、多少でも冷静になり、不用意な発言を避けることができるのです。

感情にまかせて相手に怒りをぶつけても、相手も同じように怒りで反論することになり、怒りがエスカレートしていくだけ。相手の発言や行動の意図を理解しようとしたり、自分の意見が相手に伝わるように頭を整理したりと、怒りをしずめて冷静になることで無用な争いを避けることができ、建設的な話し合いをすることができるでしょう。

プラスの氣をまとった言葉しか通用しない

氣の観点から話をすると、人の心に届くのは「光をもった言葉」だけです。マイナスの感情から生まれた言葉は、相手を傷つけたり怒らせたりすることはできても、相手を改心させることはできません。同じことを言っても話し方や表情で伝わり方がまったく違ったものになります。

「メラビアンの法則」と言われ、コミュニケーションにおいて、人に影響を与える情報を研究した結果、割合は下記のとおりでした。

・言語情報7%:話の内容、言葉そのものの意味
・聴覚情報38%:声の質・速さ・大きさ・口調
・視覚情報55%:見た目・表情・しぐさ・視線

つまり、何を言うかよりも、どのように言うかの方が、相手に与える印象ははるかに大きいということなのです。

ビジネスライクな関係でも、人は氣のやりとりによってコミュニケーションをしています。どれだけ相手に良いことを言っても心底にネガティブな感情があれば、相手にマイナスの氣を送ることになってしまいます。また、相手に耳の痛いことでも、相手を思いやったり、共通の目標を見据えて話したりした場合、それはプラスの氣をまとった言葉です。怒りという感情をいったん脇に追いやって、丁寧に対話を繰り返すことで、相手のことをより理解することでき、いつの間にか怒りを忘れてしまう可能性もあります。少し視点を変えて、試してみてはいかがでしょうか。

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