氣のコラム

気功術お風呂行法のススメ

日に日に寒さが増していく季節です。身体が冷えると免疫力が低下して、思わぬ不調に見舞われることもあります。そこで今回は、身体の冷えを防止し、氣のエネルギーをしっかりと吸収するための「お風呂行法」をご紹介したいと思います。


身体の弱っているところをチェックする

忙しい毎日を送っていると自分の身体の不調に無関心になりがちです。マイナスの氣は身体の弱ったところに集まってきて、自分でも気がつかない間に大きくなってしまいます。身体の不調にしっかりと目を向けることで、マイナスの氣の増幅を事前に防ぐことができます。

湯船に身を沈めている時は「身体のスキャニング」に最適な時間です。湯船の中で、頭の上から足の爪先まで、身体の隅々にゆっくりと意識を動かしていき、痛みや疲れがないかをチェックします。そうすることで、自分の不調、疲れにいちはやく気づくことができ、ケアすることができます。マイナスの氣を寄せ付けないための一番簡単な方法は、きちんと意識することです。ですから、普段意識しない身体の隅々を意識する時間が有効なのです。

基本のお風呂の入り方

  • 39〜40度くらいのぬるめのお湯に浸かる
  • お湯に浸かる時間は15分くらいが理想
  • 湯船の中で「身体のスキャニング」をして、身体の隅々に意識を向ける

コリがあるところ、張りがあるところがあれば、ゆっくりとやさしくマッサージするのも良いでしょう。ほんの5分でも、毎日そうした時間を持つことで、氣のエネルギーをチャージすることができます。

血行を良くする温冷交代浴

お風呂に入ることは、睡眠の質を高めることにも役立ちます。その効果をより高める方法として、「温冷交代浴」というやり方があります。湯船で身体が温まったら、5~20℃の低温のシャワーを浴び、また湯船に入ります。そうすることで、血流がよくなり、身体の中の老廃物や疲労物質が流されていくと言われています。

ただし、心臓に持病のある方、高血圧の方には負担がかかるため、おすすめできません。また、持病のない方でも最初は冷温差をあまり大きくせず、少しずつ慣らしていくようにしてください。

「何もしない時間」が大切

身体の疲れだけでなく、「頭の疲れ」「心の疲れ」を癒やすのにも、お風呂の時間は有効です。お風呂の時間をつかって、1日の中で何もしない時間をつくるのです。テレビやスマホや本などのあらゆる情報を遮断し、何を考えるでもなくゆったりとリラックスした時間を過ごしてみましょう。お風呂は、唯一誰にも邪魔されずに1人になれる時間でもあります。そんな時こそ、頭を「無」にして何も考えない。自然に頭に浮かんでくることに任せてみましょう。

このときのポイントは、長時間のぼせることなく入っていられる温めのお湯にすること。じっくりじんわりお風呂タイムを楽しみましょう。

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