氣のコラム

気功術寒い季節は、氣の力で「冷え性」を改善しよう

寒い季節は、氣の力で「冷え性」を改善しよう

年間でもっとも寒い季節がやってきます。寒くなると血行が悪くなり、身体が冷えて体調不良につながります。冷えは万病の元と言われる通り、美容や健康を阻害する元凶になり得ます。とくに女性は男性よりも血管が細く、女性ホルモンの影響もあって冷え性になりやすいので、注意が必要です。

身体が冷えた状態というのは、氣の観点からみても「危険信号」が出ていると考えられます。氣は、内的な要因だけでなく、生まれ持った血筋や周りの環境などの外的な要因に左右されます。なにをやっても身体の冷えがとれないという人は、外的な要因による重大なマイナスの氣の影響を受けている可能性も考えられます。

冷え性を防ぐための基本的な方法は、
・湯船に長く浸かって血行を良くする
・身体を冷やす食べ物を避け、身体を温める食べ物をたべる
・身体を動かして筋肉をつける
などが有効ですが、これらの基本的なことをやってもあまり改善しない場合は、氣の力を借りてみるのも一案でしょう。

氣は身体を温めることができることに気づいた医師

氣が身体を温める力をもっています。東京女子医科大学名誉教授の阿岸鉄三先生は、1994年に真氣光の研修講座も見学されてから、気功の力に気づき、積極的に治療に活かしてきました。

阿岸先生は、このように話しています。

私は手をかざして何かが起こるなどということは信じていませんでした。医学なり医療というのは、科学技術を応用したもの以外には考えられなかったからです。(中略)私が興味をもったのは、手をかざすと患者さんの体が温かくなるということでした。
当時、東京女子医科大学腎臓病綜合医療センターの教授だった阿岸先生は、腎臓治療のために透析を受けている患者さんを多く診ておられました。

透析の患者さんの中には、閉塞性動脈硬化症と言って、血液の巡りが悪くなって、体が芯から冷えてたまらないという方が少なくありません。下肢に起こることが多くて、夏でも毛糸の靴下を3枚重ねてはき、湯たんぽやアンカを使っても足が冷たくて眠れないという人もいます。体が温かくなるなら、そういう患者さんに外気功を受けさせたらどうだろうと、ひらめいたんですね。

阿岸先生は、先端医学の現場にいながら民間療法である気功を患者さんのために試してみようと思われたのです。

すぐに数人の患者さんにお話をして、外気功を体験してもらいました。そしたら、みなさん、体が温かくなったと言うんですね。それで、私は温かくなったというのをもっと客観的にとらえられないかと思って、サーモグラフィで測定してみることにしました。あと、血流の測定ですね。

20名の患者さんに、それぞれ1回から6回、延べ30回の外気功治療を行いました。その結果ですが、まず、患者さんの自覚症状では、気功を受けて数分以内に、下肢が温かくなってきて、温かくなるに従って痛みも軽減してきたと言う人が多かったですね。お風呂に入っているみたいに温かいのですが、お風呂だと出るとすぐに冷えるのに、外気功だと24時間、温かさが継続するという方もいました。30回の外気功のうち、25回はやや改善以上の“有効〟という結果が出ました。

阿岸先生はこれらの臨床結果を踏まえて、気功を取り入れた治療を論文としてまとめられました。氣をつかった治療は、科学的な検証や証明が少ないため正式な医療行為としては認められていませんが、先端医療と伝統的な療法を組み合わせた使用を探求している先生もいるのです。

氣を使って身体をあたためる方法

それでは、氣を使った身体を暖める方法をご紹介します。お風呂に入ってもすぐに冷えてしまう人、なんとなく背筋がぞくぞくする、足先、指先が常に寒い。そんな方は、ぜひ試してみてください。

冷えた場所に氣を送る

  • 音氣をかけて、リラックスし、心を落ち着けます。
  • 空間から自分の身体に光が集まってくるようにイメージをします。
  • お腹の前に手を出し、両手で20センチほどのボールを持つような形をとり、そこに光がどんどん集まってくるようにイメージします。少し手を近づけたり離したりすると、手に氣がたまっている気配を感じやすいでしょう。
  • 手に光のエネルギーを感じられたら、冷えた場所にその光が伝わるようにイメージをします。
  • 手や冷えた場所に、なにか変化を感じられましたか? 最初はうまくいかなくても、少しずつ繰り返し、意識を冷えた場所に向けることが大切です。

うまくできない方、もっと改善したい方は、各センターで月1回開催される無料体験会にご参加ください。

参考)阿岸鉄三さんインタビュー
http://www.shinkiko.com/interview/template.php?id=114

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