氣のコラム

旬の話題読書の秋。上手に読書する方法は?

秋といえば、「読書の秋」ですね。陽が沈むのがはやくなり、夜が長くなってくる秋、夜の時間を有意義に過ごそうと、古代中国の漢詩で「灯火(とうか)親しむべし」という一節が読まれたことから、涼しくて秋の夜長を有意義に過ごそうという意味で「読書の秋」という言葉が根付いていったそうです。たしかに、心地の良い秋の夜長に読書をするのは気分が良いですよね。

しかし読書をしようと思っても忙しくて時間がとれなかったり、買った本を読まずに放置してしまったりということはありませんか? 今回は、生活のなかで上手に読書ができる方法を考えてみたいと思います。


なぜ読書が必要なの?

本を読むことは私たちにどんな良いことがあるでしょうか? 本は、私たちの想像力を高めてくれます。誰かの考え方や知恵を読むことで、考え方の幅が広がったり、世の中で起きていることが理解しやすくなったりします。小説を通して自分ではない誰かの人生を垣間見ることで、想いを共感できたり、自分を客観視できたりすることもあります。

読書は自分ひとりで行うことですが、実は他者との内面的・知性的な関わり合いのひとつでもあります。本を通して他者や自分を知るきかっけになり、自分自身の成長につながります。

また、氣の観点から見ると、読書によって想像力を高めることで自分の中にあるマイナスの氣の存在に気が付きやすくなるというメリットもあります。読書を通じて私たちは多くのことを得られるのです。

読書を継続する方法は?

読書のメリットはわかっていても、なかなか読書をする時間がとれないという人も多いのではないでしょうか。大切なのは読書を継続すること。読書を生活の一部として習慣化することです。自分の生活スタイルを振り返り、どのようにすれば読書を生活に取り入れ、習慣化できるかを考えてみましょう。

たとえば、

  • 通勤時間
  • 就寝前の時間
  • 起床後の時間
  • お風呂の時間
  • お昼休みの時間

など、ほぼ毎日同じ時間に読書を行うのがおすすめです。

その時間がきたら必ず本を開くようにしていると、最初は意識的にやっていても、数週間すると習慣化され、無意識に本を開き、短い時間でも内容に入り込むことができるようになります。

普段から読書に慣れない人は?

読書自体を苦手に感じている人は、まずは本そのものに親しむことが大切です。歴史が好き、恋愛ものが好き、動物が好き、ファッションが好き、など、自分の好きなジャンルの本が必ずあるはずです。最初は好きなジャンルの本を探して読み、面白いと感じたらその作家の別の作品を読むと良いでしょう。

ふと手にとる本がなにか意味があるかもしれません。理由はわからないけれど興味をひかれたりなんとなく気になる本はあなたにとって「読むべき本」かもしれません。直感に従って手に取ってみてください。

ベストセラーと言われる人気の高い本に注目してみるのもおすすめです。人気のある本は比較的読みやすく、多くの人が共感しやすいストーリーになっています。本のおもしろさを知る入門編としては最適かもしれません。

どうやって自分の興味の持てる本を探したら良いかわからない人は、図書館に行って司書さんに相談してみてください。無料で本を借りることができますし、返却期限があるので集中して読むこともできるのではないでしょうか。

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