氣のコラム

旬の話題年賀状の習慣について

年賀状を出さない人たちが増えています。若い人たちの間では以前からその傾向がありましたが、最近は中高年でも、「年賀状を出すのが負担だ」と言って年賀状をやめる傾向にあるようです。あるテレビ番組が行ったアンケートでは、年賀状を出さない人は58%で、出す人の42%を上回ったそうです。年賀はがきの発行枚数も、2009年の41億4000万枚から11年連続で減少し、2020年には23億5000万枚となっているとのことです。

年賀状の歴史は古く、平安時代から年の始めにお世話になった人や親族の家をまわって挨拶をする「年始回り」の習慣が、江戸時代になって書状として挨拶を済ませることになったことから、現在まで国民的行事として定着していったようです。

「お世話になった人へのお礼」という目的を考えれば、年賀はがきではなくSNSやメールを使用することでも良いように思います。


「もう年賀状をやめたい」という人は?

年賀状を用意することが「負担だ」「面倒だ」と考える人も多いようです。年賀状を書くことが苦手で、楽しくない、つらいという人は、そんな気持ちで年賀状を送っても相手にとって良い影響を与えません。SNSやメールのほうが気持ちが伝わると考えるのであれば、そういった方法をとるのも良いでしょう。

しかし、年賀はがきという「物」を送ることは、メールよりも多くの氣が相手に届きます。年賀状そのものに氣が宿っているからです。お世話になった相手のことをひとりひとり思い浮かべて年賀状を書くことで、書く人もエネルギーを高めることができます。逆に言えば、ネガティブな気持ちで年賀状を書けば、マイナスの氣を年賀状のせてしまうことにもなりかねなせん。要は、年賀状を書く自分の気持ちがもっとも大切なのだと思います。

年賀状は人と人との氣のやり取り

年賀状を送付先に「何年も会ってないないのに、年賀状のやりとりだけが続いている」という人が多い場合は、枚数を減らして大切な人だけに絞って送るのも良いでしょう。しかし、「毎年の年賀状も今年限りで失礼したいと思います」と一言添えるなどして、相手への心遣いがあると良いですね。

ただ、会う機会はなくても近況報告をする関係というのも素晴らしいものですよ。人間関係というのは簡単に切れてしまいます。しかし、なにかしらの「縁」があってつながった相手です。関係が続いていれば、何か困ったときに相談にのってくれるかもしれません。年賀状によって相手の方と「氣のやり取り」が発生することが、あなたのエネルギーを高めてくれるかもしれません。面倒だ、負担だと言ってやめてしまう前に、いったんよく考える機会をつくってみると良いかもしれません。

TOP
真氣光で、“氣”のエネルギー補給をしてみませんか?