新型コロナウィルスの影響で、世界中が大きく揺らいでいます。日本にも東京や大阪などに緊急事態宣言が発令され、これまでに経験したことのないような大きな変動の渦中にいることを実感している方も多いのではないでしょうか。

そんなときに多くの人が感じるのは、不安・恐怖・悲しみ・苛立ち・猜疑心など、ネガティブな感情です。こうした気持ちになるのは当然のことで、決して責められることではありません。ネガティブになってはいけないと思えば思うほど自分を追い詰め、余計に辛くなってしまうこともあります。どうすればこうした世の中を生き抜けるのかについて、考えて見たいと思います。

世界が動いているときだから、自分が大きく変わるきっかけに

普段から、「こんな自分は嫌だ」とか「こんな人になりたい」と思っているけれどなかなか変わることができない人は多いのではないでしょうか。今は世界中が、否応なく大きく変動しています。多くの人が亡くなり、経済には大きな打撃があり、その影響はどこまで広がるかわかりません。もちろん決して良いことではありませんが、どんなマイナスの出来事でも、それをきっかけに過去を見直し、より良い未来へと改善していく。私たちはそうやって成長していくしかないのです。

どんなに悪い出来事でも、悪い体験としてだけで終わらせてはいけません。起こったことすべてを、良い方へ変わるため、成長するためのきっかけとしていかなければいけません。

「当たり前の日常」が変わることで、新たな道が開けることも

私たちは今回のことで、私たちの「当たり前の日常」は、なにかのきっかけで当たり前でなくなることを思い知らされました。今は外で行動の変容を求められていますが、求められるまま変わるだけでなく、自分が変わりたいと思っていたことを実行するときなのかもしれません。

今までは自宅で仕事をするなんてできないと思っていたけれど、やってみれば案外できることがわかった人も多いようです。お店にお客さんがこなくなった飲食店は、デリバリーメニューを作って常連さんに配達することにシフトしました。公演を中止にせざるを得なかった劇団は、ネット配信で今まで劇場に足をはこべなかった人に演劇を届けることができました。

日常が大きく変化することで、より幅広い働き方を見いだせるようになったのではないでしょうか。今はまだポジティブな要素はほんの一握りですが、こうした良いことを探して、積み重ねていくことで、新型コロナ感染が終息したあとに、もっと良い未来が開けているように、考えていければ良いですね。

ウィルスもマイナスの氣も、周りに感染させないように

今回の新型コロナウィルスは、無症状の人からでもウィルスが感染してしまうそうです。氣も同じように、自分のマイナスの氣を無自覚に周りの大切な人に感染させて、悪影響を与えてしまうことがあります。しかし氣は、プラスの氣も伝播させることができます。自分がポジティブでエネルギーに満ちあふれていれば、周りの人にも良い影響を与えることができます。

とはいえ、世界中が危機的な状況のなかで、自分だけでエネルギーを高めるのはとても難しいことです。ですから、今はとにかく自分が笑ったり楽しめたりすることに積極的に触れるのが良いでしょう。お笑い番組を見て笑うことでも、漫画を読むことでも構いません。そうしたことも楽しめないようなら、鏡の前で笑顔をつくってみるだけでも効果があります。少しでも自分が前向きになれる行動をして、マイナスの氣の影響を受けないようにすること、少しでも周りにプラスの氣の影響を与えられるようにすることを意識してみましょう。

もちろん、音氣を聞いたり、氣のグッズを利用してみるのも効果的です。