自粛生活の中で、「Zoom飲み会」「オンライン帰省」という新しい文化が生まれました。できるだけ人々の距離をとり、心の距離を近くしようという試みで、「オンラインでもここまでできるんだ！」と実感した人も多いのではないでしょうか？

一方で、急激な変化やオンラインコミュニケーションに対する不自由さで、ストレスを感じている人もいるようです。コロナウィルスの収束後も、引き続き増加していくオンラインでのコミュニケーションについて、氣の観点から考えてみたいと思います。

オンラインコミュニケーションのメリットはたくさん

言うまでもなく、オンラインでのコミュニケーションにはたくさんのメリットがあります。移動する時間や労力をかけることなく、遠方の人に会って話すことができます。移動時間を考えれば、より長い時間、より頻繁に、顔をあわせて話すことができます。

また、オンライン飲み会では、自宅で普段よりもリラックスした状態で言葉を交わすことができるのも良い点です。より心を開いて、気持ちを通わせることができるかもしれません。パソコンやスマートフォンでのお互いの顔をみて話してみると、実際に会うよりも間近に見え、対面するよりも相手を近くに感じられるという人もいます。

満足感を上げるコツ

オンラインでのコミュニケーションで、互い満足度を上げる方法を氣の観点を踏まえていくつか挙げてみます。

・暗い部屋より明るい部屋で
画面にうつる顔が暗いと、相手に暗い印象を与えてしまいます。また、表情が読み取りづらいと、通話相手が不安になってしまいますので、できるだけ明るい部屋で対応するのが良いでしょう。

・部屋を整える
気持ちの良いコミュケーションには、場所の氣も影響します。生活感はあっても良いのですが、ある程度は部屋を整え、リラックスできて気持ちの良い部状態にすることを心がけましょう。

・氣を揃える
オンラインでスムーズなコミュニケーションができるとはいえ、物理的な距離があるデメリットは否めません。参加者の氣を揃える、すなわち、意識をある程度そろえられた方が、気持ちよく過ごせるように思います。具体的には、大まかに話すテーマを決めたり、気心の知れたメンバーに絞るなどの方法が考えられます。

・飲みすぎに注意！
自宅でお酒を飲んでいると、周りの人とペースを合わせることがなく、ついつい飲みすぎてしまいます。飲みすぎて失言をしたり、途中で寝てしまうということもあるようです。リラックスした環境だからこそ、最低限のマナーを心がけましょう。

オンラインで氣の体験会も

真氣光では、オンラインでの氣の体験会を開催しています。インターネットを通じて氣を送る試みですが、中には「オンラインの方が氣を強く感じる」という方もいます。人によって受け止め方はさまざまですが、必ずしもオンラインが対面に劣るということではなさそうです。

また、自宅にいて氣を受けることで、自宅やその土地、同居の家族にまで強い氣が送られるというメリットがありました。悩みを抱えている人の中には、家や土地、家族がその原因となっている人がいます。そういった方にとっては、自宅で氣を受けることによって、実は悩みの根本的なところに光がさすように、氣が行き届くのかもしれません。

自粛生活によって、これまで当たり前にできていたことができなくなりました。しかし一方で、思わぬ収穫を見つけられたようにも思います。「あれができない、これができない」と嘆くだけでなく良かった面に目を向けていくことが、プラスのエネルギーを高めることにつながります。

コロナウィルスとの闘いは長期戦になると言われています。このウィルスは人を孤独にするウィルスでもあります。私たちは文明の利器を存分に使って、ウィルスに打ち克ち、人々の心のつながりを強化していけたらと思います。