氣のコラム
旬の話題今は歴史の変革期? withコロナ時代の生き方を考える
「2020年初頭から新型コロナウィルスの感染が拡大し、この影響はまだ数年続くと言われています。10年後、100年後から振り返っても、2020年という年はコロナウィルスの蔓延とともに歴史に刻まれる年になったのではないでしょうか。
2020年から日本の歴史を振り返ってみると、75年前の1945年には第二次世界大戦の終戦、その約75年前には明治維新がありました。75〜80年くらいのサイクルで日本人の価値観を大きく変える出来事が起こったと言えるでしょう。そのくらいのサイクルで、文化や価値観を一変させる出来事が起こることは、必然と言えるのかもしれません。
260年続いた江戸幕府が崩壊した明治維新を経て近代化がはじまり、300万人もの犠牲者を出した第二次世界大戦を経て現代の価値観に変容しています。何らかの大きな出来事によりリセットされ、それによって新しい時代が始まる。そのように歴史は積み重ねられているのかもしれません。
価値観が一変する時代をどう生きるか
そしてコロナ禍の今、経済活動がストップしたり、働き方が変容したり、人との関わりが希薄になったりと、世界中の人に大きな影響を与えています。経済的にも精神的にも厳しい状況を強いられている人も少なくありません。この大きな変化の渦中で、私たちひとりひとりがどう生きるべきかを問われているようにも思います。
これまでの価値観を頑なに守ろうとる人もいれば、新たな価値観、ニューノーマルの浸透によって身軽に、自由な発想をして動き始めている人もいます。今の状況を災難と捉えるか、チャンスととらえるか、ひとりひとりの考え次第です。
氣の観点から言えば、人は変化するときこそプラスの氣のエネルギーを増幅させる機会なのです。変化とは、必ずしも良い変化とは限りません。これまでのやり方が通用しなくなったり、大切にしていたことが崩れたりする変化も含めて、成長の機会なのです。過去の成功体験にとらわれていると、変化が鈍くなり、普段は目がいかないところからマイナスの氣のエネルギーが増幅していきます。常に流れている川は水がきれいなのに対して、流れのない川は濁って汚れてきてしまうのと同じです。たくさんの雨が降り、新しい水が川へと流れこむ時期は、水をきれいにするチャンスなのです。
あらゆる課題こそが人を成長させる
人とのコミュニケーションがままならない。自分のお店が閉店してしまった。目標としていた大会が中止になってしまったなど、たくさんの人に災難がふりかかっています。それ自体は不運なことではありますが、そうした不運を利用して大きく成長する機会を得られたと考えなくてはいけません。
今はつらくても、前向きに努力して成長ができれば、それにともなってプラスの氣のエネルギーが高まり、また充実した人生を送ることができるようになるはずです。
どうしてもネガティブな想いが抜けない人は、氣の体験会に参加して真氣光を受けてみてください。