氣のコラム

旬の話題寄付するときの注意点

ウクライナの戦争を目にして、多くの人が募金をしているようです。しかし限られた情報や、収入の中で、寄付先や金額を悩む人がいます。そこで今回は、氣の観点から「どこに」「どれくらい」募金するのか。または募金ではない方法でどのように参加するのが良いかについて、氣の観点から考えました。


情報収集をして支援先を見極める


そもそも、寄付をしたいと思うことは、なんとかしたいという関心があり、なにかしらの縁がある証拠とも言えるでしょう。なので、その縁を逃さないためにも行動に移していきましょう。あなたにとって、ウクライナの戦争の中で、特に気がかりだと思うことについて調べることで、正しい寄付先や寄付金の用途に関する情報を得ることができます。

例えば以下のような寄付先が挙げられます。また、他にも沢山の寄付先が存在します。自分の支援したいという気持ちが最も伝わると思った団体を見極め、納得のいく支援を行いましょう。


・ウクライナ大使館
対    象:ウクライナ政府
資金の使い道:医薬品の確保・崩壊した学校や病院の再建
URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/c_see/ua/page4_005527.html


・NBU – National Bank of Ukraine
対    象:ウクライナ軍
資金の使い道:ウクライナ独立と領土保全に関するウクライナ軍による一連の活動
URL:https://bank.gov.ua/en/news/all/natsionalniy-bank-vidkriv-spetsrahunok-dlya-zboru-koshtiv-na-potrebi-armiyi


・UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
対    象:国外内の避難民
資金の使い道:国外避難民の避難場所の設置と現金支援・保護者がいない子どものシェルターの設置と心のケア
URL:https://www.japanforunhcr.org/campaign/ukraine


・日本ユニセフ協会
対    象:現地のこどもと家族
資金の使い道:断水地域に水の配布・保護者のいない子どもの保護と心のケア・現地の保険医療面の支援
URL:https://www.unicef.or.jp/kinkyu/ukraine/


共感だけではなく”行動”することが大切!

ネガティブなニュースは感情的に捉えるのではなく、自分にできることを探し、行動することが大切です。ウクライナ侵攻のニュースでは、離れ離れになった家族や死者数、崩壊した街並みの映像や情報が多く流れています。「かわいそう・もし自国だったら・・・」などと感情的な面からニュースに興味を持つことは悪いことではありません。しかし、一度知ったニュースや情報の対処の仕方によって、その人自身が受ける影響は大きく変化します。そこで、ポジティブな行動につながる方法をいくつかご紹介します。

ウクライナ侵攻のニュースを見て、最も不安だと思った事柄は誰でしたか?一番支援が必要だと感じたことに募金をすることができます。

ニュースの情報をネガティブな気持ちで見続けることは、自分や周囲の不安感を煽ることになります。しかし、ネガティブな感情をポジティブな行動に変えていくことで、当事者を助けることにつながります。ウクライナの国民でなくともできることはたくさんあります。興味のある活動団体を調べてみるなど、なんらかのアクションを起こしていきましょう。


募金だけが支援ではない


これまで、お金を通した支援の方法についてご紹介しましたが、募金以外にも支援の方法は沢山あります。経済的な余裕がなくてもできる支援の方法についてご紹介します。
支援の方法は、支援団体の運営チームのサポートなどが挙げられます。現在、日本ではウクライナからの避難民の受け入れを行っていますが、日本での生活に慣れるには時間がかかります。支援団体は、受け入れ後の生活支援や、就労サポート、語学学習などのサポートを行っています。もし、お金以外の支援を考えているのであれば、あなたが得意とする分野を活かして支援ができないかを問い合わせてみることができるでしょう。
まずは行動に移すことが大切です。悲しむだけでなく「未来をつくる」という視点で考えていきましょう。


支援に対する強い気持ちには先祖と関係があるかも


貧困を救いたいと強く思うのは、自分の先祖に関係があるかもしれません。先祖が貧困で苦しんだり、辛い思いをしたという過去から、現在のあなたに苦しむウクライナの人たちを助けたいという気持ちを働かせているのかもしれません。このような場合には、寄付やボランティアなどの活動をすることで、自分の先祖も喜び、光があたってプラスの氣を送ってもらえる良い流れになります。

しかし、人を助けたいと思う心は、実は「いま幸せではない自分を救いたい」と思う気持ちの裏返しである可能性もあります。特に、自分が経済的に苦しい状態なのにも関わらず、人を助けるために自分を精神的に追い込むという行動は、氣の観点から言っても良くありません。

無理をすれば自分自身の気持ちをマイナスに持っていくことにつながります。このような場合には、海外の困窮よりも先に自分自身を見つめてみましょう。そして、人を支援するエネルギーや経済的な余裕ができてから行動することが大切です。

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