氣のコラム

旬の話題若い世代も参政意識が必要?

若者の投票率の低さは、近年特に問題視されています。

先日の2022年参院選では10歳代の投票率(抽出調査)が34.49%、前回から2.21ポイント上昇。全体の投票率の52.05%からは17.56ポイント下回り、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて以降で最も差が大きいことがわかりました。2016年以降、18歳以上からの投票が可能になったものの、投票率の年齢差は広がる一方です。

そこで今回は、若者の参政意識について、現状と打開策を考えます。


若者の投票率が低い理由


若者の投票率が低い原因は何なのか考えました。そもそも、日本の政治選挙において若者の投票率が低い傾向は以前からあったため、今の若者が取り立てて意識が低いというわけではありません。

近年若者の投票率が意識されるようになった背景には、高齢化率が高まったことによる若者の権利が弱まったことが挙げられます。日本社会の中で少なくなりつつある若い世代は、自分たちにとって有意義な社会づくりを目指し、選挙で適切な人物を選出する必要があります。そのためにもこれまで以上に若い世代の参政意識の向上が求められています。

「20歳以上」から「18歳以上」への選挙権年齢の引き下げが行われ、より多くの若者の意見が反映されるようになりました。また若い世代への投票呼びかけを促すPRなども盛んにおこなわれています。しかし2022年の参院選でも若者の投票率は伸び悩んでいて、改善されない参政意識の低さが問題視されています。
若者の参政意識が低い原因には、「投票しても変わらない」という無力感や、「誰に入れれば良いかわからない」という政党と政策に関する知識が乏しいことが挙げられます。しかし、日本経済が悪化していて、外国との競争性も弱まっている今こそ、未来を築く若者が積極的に政治に関する情報を習得し、日本の舵取りに参加する意識が必要です。

例えば、今回の参院選でも多くの政党が街頭演説を行いましたが、初めて目にする政党があった人も多かったのではないでしょうか。また、若者のテレビ離れが進み、SNSを通して自分の求めるものとその関連情報ばかりを目にしている機会が多い傾向にあることも、政治に関する情報収集の機会を失っているといえます。
では、こうした若者の政治離れに対しどのように向き合っていけば良いのでしょうか。


政治は常に身近にあるという意識を持つ


最も大切なのは、政治を難しい話としてまとめないことです。当たり前ではありますが、選挙で国民に選ばれた政党・政治家によって日本は動かされます。特に、日本はこの30年間、経済の成長性が低く、世界の先進国に置き去りにされている状況です。このような状況で、政治に無関心であることは良いことではありません。未来ある若い人こそが、勉強し、自分の頭で考えて主体的に社会に参画する意識を持たなければ日本の未来を明るくすることはできないからです。

政治に関してわからないのであれば、ニュースや新聞をみる機会を設けたり、各政党のホームページから公約や活動実績などをみて行動することが大切です。誰に投票するべきか、親や友達やSNSの意見ではなく、考えて投票することで自らの1票を投じることができるでしょう。


興味があること、身近なテーマから考える


では実際に、どのようにして政党・議員を選出すれば良いのかでしょうか。
難しいことはわからなくても、まずは、自分の興味の持てそうな身近なテーマから考え始めてみましょう。例えば、自分や周囲の人たちの生活から、不便だと思うことから打ち出されている政策を見つけることができます。


最近では、ボートマッチと呼ばれる、自分の意見に近い政党を導き出してくれるツールもあるので活用してみるのも良いでしょう。ポートマッチは、非常に優良なツールではありますが、そもそも政治に関して基本的な知識がなければ選択が難しい場合があります。そのためにも、日常的にニュースや新聞を通して日本の情勢について理解しておくことが大切です。


日本特有の従順を美徳とする意識がマイナスの氣に


日本では若い人だけでなく、政治への関心が薄く、国民の半分しか投票しない。明治維新から戦後すぐの日本では、敗戦の失敗を繰り返さないようにと、若者の政治意識が高い傾向にありました。では、なぜ日本の参政意識が低くなってしまったのでしょうか。

氣の観点から考えると、長い日本社会の意識の変化が挙げられます。日本の社会では、従順なことを美徳とする文化が主流で、親や上司など言われたことを黙って受け入れる人が多かった過去があります。我慢や忍耐をして人生を過ごし、後悔の気持ちをもったまま亡くなった日本のご先祖たちのマイナスの氣のエネルギーも考えられます。
しかし最近では、政治を自分事として考える「主権者教育」の必要性も問われています。自分の頭で考え、自分なりの正解を追い求める学びをし続けることで、個々人だけでなく日本の氣のエネルギーを高めていくことにつながります。少しずつ、自分なりに行動していきましょう!


真氣光は、選挙の時期に関わらず氣を受けることができます。日常生活や社会に対する不安や疲れを取り除くことができない場合には、ぜひ一度氣を受けに来てください。あなたにとって現状改善のトリガーになるかもしれません。

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