氣のコラム

旬の話題初詣、お願いごとだけではいけない理由

クリスマスも終わり、お正月がやってきます。日本では、全国で延べ9000万人以上もの人が初詣に行くのだそうです。日本の人口が1億2000万だとすると、75%もの人が初詣に行くのですね。この数字だけでも驚いてしまいます。

2017年の初詣、あなたは、どんなふうにお参りしますか?

「良いことがありますように」
「願いがかなえられますように」

そんなふうにお願い事をしている方が多いのではないでしょうか?

世界にはたくさんの宗教がありますから、神様の考えもそれぞれだと思います。しかし氣の観点からみると、初詣で神様にお願い事だけをするというのはあまり良いこととは言えません。

神社という場所は、昔から神様を敬うと同時に信者さんや近所の方の交流の場所でもありました。ですから神職に就く人や近所の人の手で大切に管理され、良質なプラスの氣を持つ場所であることが多いのです。しかしそこに、普段は寄り付きもしないたくさんの人が集まってきて、お願い事だけをして帰っていくとすれば、せっかくのプラスの氣も、マイナスになりかねません。

初詣に行くときの心構え

努力することもなく、初詣のお参りだけで願い事が叶ったという人は少ないでしょう。神様は、あなたの「良いことを引き寄せる力」を応援し、「困難を乗り越える努力」を手助けしてくれる存在なのです。あくまでも神様が何かをもたらすのではなく、あなたの努力する力を手助けしてくれるものだと考えましょう。神頼みだけで、幸せなことが起こると考えるのは間違いです。

ですから初詣には、
「いつも見守っていただきありがとうございます」
「今年もよろしくお願いします」
という感謝の気持ちを持ってご挨拶に行くのが良いでしょう。

どの神社に行けばいい?

わざわざ遠出して、なじみのない場所の神社に行くよりも、先祖代々の神様にお参りする方が望ましいでしょう。普段のあなたを応援してくれる神様ですから、ご先祖様の分まで、これまでの感謝を伝えましょう。

先祖代々の神様が故郷にあって近所にない方は、今の地域の神様にお参りし、帰省したときに故郷の神様にお参りするのが良いでしょう。

神社という場所のプラスのエネルギーを得るには、自ら良い氣を発することが大切です。見守ってくれていることへのお礼をし、また、お願い事をするのであれば、自分の意思をしっかりもって、神様の後押しを忘れずに、今後の努力の糧にすることです。
初詣をきっかけに、ご先祖や神様など、あなたを応援してくれる見えない存在を改めて意識できることで、いろいろなことに気づけると良いですね。

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