氣のコラム

旬の話題体育の日を前に知っておきたい「スポーツと氣」

来たる10月9日は体育の日です。体育の日は、1964年の東京オリンピック開催を記念して制定された祝日で、「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨としています。体育の日を機会に、スポーツと氣の関係について、考えてみましょう。


スポーツと氣の関係

「氣」というと、心や精神に関するものと思われがちですが、実は私たちの身体にもとても深い関係があります。たとえば、長いあいだ身体を動かさないでいると、マイナスの氣がたまりやすく、身体が重く、気持ちが暗くなってきませんか。逆にスポーツで汗を流すと、身体は疲れていても心が軽やかに感じて、心身のきもちよさを感じることがあると思います。身体を動かすことは、食べることと同じように私たちの生きる力の源であり、それ自体がプラスの氣が集まるきっかけになるものなのです。

日本古来のスポーツである、相撲、柔道、空手などでは、身体感覚を鍛えるために氣を稽古の中に取り入れていたようです。合気道は、まさに氣の力を武道に取り入れたものです。現在でも氣を大切にしているスポーツ選手は多いと聞きます。苦しい練習に耐え抜き、ここぞという時に本領を発揮するため勝負強い精神力をつくるには、氣を取り入れることが有効なのでしょう。

スポーツを通じて身体と心を鍛えることは、氣のエネルギーを高めることにつながり、ひいては人としての成長につながっていくものなのです。

アスリートを応援することはエネルギーを高める

自分がスポーツをするだけでなく、アスリートを応援することも、エネルギーを高めることにつながります。サッカーでは「サポーターは12人目の選手」と言うように、たくさん応援が寄せられるほど、選手にプラスの氣が集まって、より多くの力を発揮することができます。

応援することは、応援する側にも良い効果があります。選手と同じように喜んだり、プレーに感動したりする心の動きは、たくさんのプラスの氣を集めることにつながります。

ただし、応援の加熱し過ぎには注意が必要です。スポーツには勝ち負けが付き物です。応援する選手やチームが負けたとしても、怒ったり落ち込んだりしないこと。勝ち負けにこだわって争いごとだけに気をとられてしまうのは、良いことではありません。「敵ながらアッパレ」の精神で、どの選手に対しても、良いプレーがあれば拍手を送り、敬意を払うように心がけましょう。

3年後の2020年には、「体育の日」のきっかけになったオリンピックが、ふたたび東京で開かれます。スポーツをする喜び、スポーツを観戦する喜びで日本中がプラスの氣で満たされることを祈っています。

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