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家族
Q.親を許す方法が知りたいです
50代主婦です。母親は明らかに「毒親」でした。いつも不機嫌で、母の言う通りにした時だけ褒めてくれました。お陰で大人になった今も他人の顔色をうかがう癖が抜けず、自分に自信がなく、不機嫌な人がいると自分のせいだと思ってドキドキしてしまいます。正直、母親が原因で自分の性格が歪んでしまったことを恨んでいます。許そうと思い、本を読んだりセラピーを受けたりしたのですが・・あまり変わりません。
A. 変わるべきなのはお母さんではなく、自分だと考えましょう
束縛力の強いお母さんの元で、子供の時はさぞご苦労されたのでしょう。しかしあなたもすでに立派な大人です。いつまでもお母さんへの恨みを引きずって、性格の歪みをお母さんのせいにしているのも考えものです。
親の束縛からは、思春期の反抗期を経て自分の意志や主張をするものです。お母さんの力が強かったのでしょうが、反抗することなく言いなりになってきたあなたにも問題があります。なんでも言う通りにしないといけないと思いすぎて、自分の考えを持たないできてしまったツケが、いま回ってきているのかもしれません。
氣の観点からみると、自分の意思で自分の体を使ってこなかったことで、マイナスの氣にコントロールされやすくなっているのかもしれません。お母さんのせいにしたり、お母さんの心を入れ替えようとしても何も前に進みません。自分の性格が歪んでしまったのは自分のせいで、自分が直せばいいだけだと考えましょう。親を許す必要があると思っている時点で、歪みは直りません。
世の中には子供を虐待したり殺したりする親もいます。あなたは、抑圧的な環境であったとはいえ、結婚もして自分の家族を持てたのですから、良かったのではないでしょうか? 人のせいだと思っている限り、あなたは何も変われません。
まずはあなたが精神的に自立することが大事なので、いったん距離を置いてみることも良いでしょう。あなたと同じようなケースで、真氣光を受けることによって、まず子供が変わり、親も変わることもよくあります。あなたは自分に自信が持てないそうですが、自信をつけられるようなことをやってこなかったのではないでしょうか? 今からでも自信をつけることはできます。どんな小さいことでも、チャレンジして達成することでマイナスの氣が薄まっていきます。山登りでもダイエットでも、あなたがやってみたいこと、なんでも構いません。あなたが変われば、お母さんも少しずつ変わっていくはずです。
氣の観点からいうと他人よりも血のつながった親子は関係が深く、氣が伝わりやすい傾向があります。あなたが成長してお母さんへのこだわりを捨てることで、お母さんもあなたへの態度を変えていくでしょう。氣を受けることによって変化が加速することも期待できます。あたたかい気持ちから良い氣が届きます。こちらからお母さんに良い氣を送ってあげることも必要でしょう。