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Q.依存心の高い友達がのことを嫌いになりそうです
20代女性です。2年ほど前に近所に引っ越してきて仲良くなった1つ年上の友達がいます。恋愛や仕事のことをたびたび相談され、はじめはアドバイスをしたり励ましたりしていたのですが、最近ではちょっとした変化でも毎日のように報告されるようになりました。友人は基本的にネガティブな性格のため、些細なことで落ち込んみがちで、友人と会うたびにこちらまで気が重くなってきました。いつまでも同じことでぐずぐず悩んでいる様子を見てもイライラしてしまいます。友人のことを嫌いにならないようにするにはどうしたら良いでしょうか?
A. アドバイスではなく、本人の考えを聞くようにしましょう
お友達のあなたに対する依存は、あなたにとっても気が重いでしょうが、依存するお友達にとってはもっと良くない状態になっている可能性があります。
お友達にとってはあなたは、信頼がおけて居心地の良い存在なのだと思います。しかし、あなたに依存することで、自分の人生における問題ときちんと向き合ったり、自分の行きたい方向をしっかり考えたりすることを放棄して逃げてしまっているようにも思えます。
ですから、お友達のことを思えば、あなたへの依存をやめさせ、自分の頭で考える習慣をつけさせてあげる必要があるように思います。とはいえ、お友達のネガティブな性格や人に依存する性質は、他人から何を言われても自分で気づくことができなければ変わらないでしょう。あなたが厳しく注意しても、否定されたと思って傷ついてしまう場合もあります。
具体的な方法としては、どんな相談をしてきても、「あなたはどう思ったの?」「あなたはどうしたいの?」「どうしようと思うの?」と本人の意思を確認するようにしましょう。そして次にとるアクションを決め、次に相談してきたときには自分で決めたアクションの確認をする、という流れです。
大切なのは、あなたの意見を言ったり本人の考えを否定したりしないこと。あくまでも本人の意思を後押しして、自分の意思で行動する癖をつけるようにしましょう。たとえそれで失敗したとしても、他人への依存体質から脱却することの方がお友達にとってはよほど大事なことなのです。自立を促すことで、結果的にはあなたとお友達の関係も、適切な距離感に戻るのではないでしょうか。
せっかく仲良くなったお友達ですから、嫌いになって関係を絶ってしまうよりも、あなたの働きかけによってお友達が少しでも良い方向に変化してくれた方が良いはずです。また、あなたがお友達のためにとった行動は、あなたにとっても成長のきっかけになりますから、ぜひ前向きに取り組んでみてください。
どうしても依存体質から脱去できない人は真氣光を送ることも有効です。何をやっても変わらない人は、体験会に参加してご相談いただいてもよいでしょう。依存が強いとあなたに対する逆恨みをする人もいるので注意が必要です。