自分の努力の結果ではなくご家族の事情で夢を諦めるというのは、理不尽さを感じたりして、余計にスッキリと切り替えができないものだと思います。悔しい気持ち、落ち込む気持ちはわかります。

しかし、人生は思い通りにならないものです。いくらあがいてもどうにもならないこともあります。どうにもならないことにいつまでもこだわって先に進めない、前向きになれない状態というのは、氣の観点からみて、とても良くない状態です。あなたに悪影響を与える「マイナスの氣」は、くよくよしている人のところに寄ってきます。そうしたマイナスの氣が、夢が叶わなかったという残念な気持ちを増幅させ、その原因をつくった家族を憎んだり、夢を叶えた友人を妬んだりして、さらにマイナスの氣のエネルギーに取り込まれてしまうのです。

人間の強さは、うまく行かないとき、逆境に立たされた時にどれだけポジティブでいられるかで決まります。植物はアスファルトの隙間からでも芽を出します。現状を受け入れ、そこから「ではどうするか？」を考えて前に進むことことで、成長につながるのだと思います。

あなたの夢が叶わなかったことにはなにかしらの理由があるはずです。いま自分がやりたいことでなかったとしても、縁のようなもので巡り巡ってあなたにとっても社会にとってもいちばん良い仕事をできることもあります。ベートーヴェンは難聴になくなってからも数々の名曲をのこしました。環境が許さなかったことを糧に、大きく成長できる人もたくさんいるのです。

夢だった公務員になって何を達成したかったのか、それは公務員でなければできなかったのかなど、あなたの願いを具体的に考えてみてはいかがでしょうか。直接でなくても違う角度から携わることもできるのではないでしょうか。

どうしても切り替えが難しい場合は、真氣光を受けてみてください。オンラインの体験会もやっています。