氣のコラム
美容と健康抗えない昼間の眠気。どう打ち勝つ?
ランチのあと、午後の仕事になると急激に眠気が襲ってきてウトウトしてしまう。頭がぼーっとして一日中ねむい。春になって暖かくなると眠気が増す。誰しもそんな経験はあると思います。
どうやっても抗うことのできない眠気をどう撃退したら良いでしょうか。氣の観点から考えてみましょう。
夜に眠れない。夜更かししてしまう人は?
昼間に眠くなってしまう人の多くは、夜になかなか寝つけず、良質な睡眠を得られていないことが眠気の原因になっているケースです。夜、ベッドに入って寝つけないと、気が焦って余計に寝つけなくなってしまいます。夜は就寝前からリラックスし、眠りやすい環境をつくることが必要です。音氣を聞いたり、枕などの氣のグッズを利用してみたりするのもおすすめです。
寝つきが悪いとお悩みの方は、こちらのコラムも参考にしてみてください。
眠りたくても眠れないときの解決法
夜に眠れているのに昼間に眠気がおそってくる人は?
夜はしっかり眠れているはずなのに、昼間も眠くなってしまう。その眠気、大抵はランチ後の昼下がりにおそってきませんか? 食後に眠くなるのは、身体上の普通の反応です。糖質の多いお米やパンなどの炭水化物を食べると、血糖値が上がります。体は上がった血糖値を一生懸命に下げようとするのですが、その結果として眠気がくるのだそうです。対応策としては、ランチの炭水化物を少なめにしたり、血糖値の上昇がゆるやかな玄米に変えてみたりするのがおすすめです。夏に向けてのダイエットをしたい人はなお効果的です。
また、注意しておきたいケースとして、「睡眠時無呼吸症候群」という病気にかかっている可能性もあります。自分ではしっかり寝ているつもりでも、実は睡眠中に無呼吸と低呼吸(いびき)を繰り返しているというものです。眠っているため自覚症状がなく、病気に気づきづらいのです。熟睡できていない状態なので、昼間眠くなるのはもちろんのこと、眠っても疲れが回復せず、心臓に負担をかけるため、あらゆる病気を引き起こしやすくなります。中年男性の3人に1人くらいに発症していると言われていますので、思い当たる方は病院の検査を受けましょう。
眠いときには寝るのが1番。
寝不足や疲れがたまっていてどうしても眠気が取り払えないこともありますよね。そんなとき、もしも状況が許すならば、思い切って寝てしまうのがいちばんです。
「パワーナップ」という言葉をご存知でしょうか? 「パワーナップ(Power nap)」とは、コーネル大学教授・心理学博士のジェームズ・B・マース氏による「パワーアップ」と「ナップ(昼寝)」をかけ合わせた造語で、15~20分程度の昼寝のことを指します。NASAが行った実験では、昼に26分間の仮眠をとった飛行士は認知能力が34%、注意力が54%も向上したそうです。名だたる一流企業で取り入れられているもので、仕事のパフォーマンス向上に役立つと言われています。
たとえば、60分の昼休憩の最後の15分を昼寝に充ててみてはいかがでしょうか。きっと頭がすっきりするはずです。
思い込みを捨てよう
眠気の対策も必要ですが、あまり思い込みすぎるのも逆効果です。
「仕事中に眠くなってはいけない」
「低血圧だから朝起きれない」
「仕事が退屈だから眠くなってしまう」
これらがコンプレックスのようになって、眠りのコントロールができていないのかもしれません。もちろん健康面での疾患がある可能性もありますが、氣の観点からいえばすべて「氣のせい」と考えることもできます。思い込みが強く、自分はこれができない、あれができないと考えすぎて、余計に問題が大きくなってしまうこともあります。真氣光のエネルギーをしっかり受けることで、自分をがんじがらめにしている問題を解決しましょう。