氣のコラム
メンタル仕事の忙しさに心を潰されないために
仕事の忙しさが生活や心を壊す
過酷な労働により追い詰められ、心を病んでしまうという人が少なくありません。なかには自殺という、本人にとってもご家族にとっても、不幸な結末になってしまうケースもあります。
まず知ってもらいたいのは、自殺をすれば自分という存在がなくなり、今の苦しい状況から抜け出せる、ラクになれると考えるのは、間違いだということ。自殺を選んで身体を失っても魂は現世に残り、さまようことになります。自由に行動ができず、自分で状況を好転することもできない。今よりももっと苦しい状況に陥ってしまいます。自分の状況を好転することができるのは、今のあなただけなのです。
仕事のおもしろみがわからない新入社員は特に注意が必要
「仕事が忙しい」という理由だけで心を病む人は実は多くありません。どんなに徹夜が続いても、心から楽しいことをしているのなら、心の病にかかることはないのです。やりがいのある、おもしろいことをやっている人には、プラスの氣があふれていて、疲労などものともしないということもあります。(もちろん、身体的な病気には注意が必要ですから、しっかり睡眠をとることは大切です)
仕事のおもしろさや、やりがいが感じられない。仕事がうまくできず上司に叱られてばかりいる。そんな状況の人は、忙しさにかかわらずとてもつらい状況でしょう。マイマスの氣に包まれて、身体の疲労とともに心の疲れも加速します。
ですから、仕事のおもしろみがわかりづらい、社会人になったばかりの人は、充分な休養をとって気分転換をし、プラスの氣を意識的に取り込むことが必要なのです。
仕事がおもしろくないとは、どういう状態?
仕事のおもしろみを感じられない状態というのは、どういう状態でしょうか? それは、上司に仕事をイヤイヤやらされている状態のことです。そこには自分の意志はほとんど介在せず、言われたことを言われたようにやっている状態なのではないでしょうか? 自分がやりたいことではないことを延々と続けていると、マイナスの氣に意志をのっとられたような状態になり、悪い影響を受けやすくなってしまいます。自分の意志に反することを続けるというのは、非常に悪い状態なのです。
どんなに小さな仕事でも、自分で考え、自分の意志で良いと思ったことを取り混ぜてみると、プラスの氣が増え、おもしろさをつかむきっかけになるかもしれません。
質の高い睡眠と、気分転換が必要
具体的には、どうしたら良いのでしょうか?
まずは、短い時間でも質の良い睡眠をとることです。質の良い睡眠をとるには、寝る前にリラックスした状況をつくることが大切です。寝る前に3分だけでも音氣を聞いて、深い深呼吸をしましょう。(「眠りたくても眠れないときの解決法」も参照してください)
また、自分なりの気分転換の方法を意識的につくることも大切です。1日に1回、5分間でも良いので、自分の楽しいと思えることを見つけて、毎日実行してください。好きな音楽を聴く、ドラマを観る、お風呂に入る、散歩をする。なんでも構いません。自分の好きだと思えることを「今から気分転換をする」と意識してやってみましょう。
こういったことはすべて習慣です。マイナスの氣の影響が非常に多い状態では、良い習慣をスタートしたり、継続したりすることができづらくなります。就職したとき、部署が変わったときなど、ストレスを受ける可能性が高くなったときから、あらかじめ良い習慣を身につけるようにしておくことをおすすめします。