今年の夏は各地で「観測史上最高温度」を更新し、熱中症が多発するなど、厳しい暑さが続いています。「災害と認識するレベル」の酷暑で、身体に不調を来している人も多いのではないでしょうか。

暑さによる疲労は、毎日少しずつ蓄積しています。
・夜寝つけない、睡眠不足
・食欲がない
・疲れがとれない、身体がだるい
・やる気がでない
など、暑さでコンディションが崩れているなと感じたら、早めの対処が必要です。

氣の観点から、夏バテから回復し、夏を乗り切る方法をご紹介します。

夏バテしていると感じたら、早めの対処が肝心！

私たちに悪い影響を与えるマイナスの氣は、身体や心の弱ったところにつけこんで増幅していく傾向があります。ちょっとした疲れ、食欲不振、睡眠不足などの軽度な不調でも悪い状態を放置して長引かせると、その弱った部分にマイナスの氣が寄ってきて、さらに別のマイナスの氣を呼びこんでしまいます。そうした状態でさらにストレスがかかると急激に状態が悪化し、治す気力も失ってしまうこともあります。「ちょっとした不調」も見逃さず、大病になる前に対処するようにしましょう。

本来なら眠れない・食べられない状態になる前に、「いいとこ探し」や「音氣」を聞くなどして、日常的にプラスの氣を取り入れるようにするのがいちばんです。が、暑さによる体調不良は気づかないうちに進行しているもの。不調に気づいたら、瞑想の実習をするなどして、普段より長めに氣を取り入れる時間を増やし、身体のダメージを取り除きましょう。

暑い夏の楽しみ方を見つけよう

暑いとどうしても外に出るのが億劫になり、家の中で過ごしてしまいがちです。家の中でも有意義に楽しめることがあれば良いのですが、テレビやネットを見てダラダラと無気力に過ごしてしまうと、身体は休めているはずなのに力が湧いてこない、頭がぼーっとするという状態になりかねません。暑い夏でも、自分なりの楽しみをみつけるように努力しましょう。

暑くてやる気が出ないときは、気温が上がりきらない早朝に散歩したり、風が出てくる夕方に夕涼みをしたりして気分転換をするのがおすすめです。食欲がない時は、スイカや梨などの、夏のフルーツを食べてみてください。夏のフルーツには水分が多く食べやすいうえに、熱がこもった身体を適度に冷ましてくれます。クーラーで身体が冷え切ってしまった人には、夏のフルーツの中でも身体を冷やさない桃がおすすめ。桃にはマグネシウムや鉄分も含まれているので、体温調節機能を促進できます。このように、食べ物でも「夏ならでは」の食材の栄養分を調べて工夫してみると良いですね。

暑い夏はまだまだ続きます。あなたなりの楽しみ方を見つけて、元気に夏を乗り切りましょう。